自閉症スペクトラムと診断されて

2歳で境界知能ASDと診断された普通級に通う5年生男児を育てる母の子育て記録

成長著しい息子

週1回の自治体療育の先生からの話の後に、それぞれのママから子どものコメントをすることになったのですが、先生から成長著しい◯◯くん(息子)と言われました。
息子の事を誉められて悪い気はしないのですけれど、親からするとお世辞にも成長は著しいとは思えないので、ちょっともやっとしてしまいました。



息子は幼稚園や療育クラスのお友達の名前や先生の名前を良く覚えているので、当たり前のように「○○ちゃんいないねー」とか「◯◯(息子)の隣は××くん」とかよく言っていて、週1回しか会わないのに他の子の名前覚えてるから、他の療育ママから「すごいねー」とたまに言われたりするのですが、今日も言われる。
いやいや、名前を覚えるのは興味があることは教えなくても覚える特性なだけだし、うちの子をすごいねーって誉めてくれたママのお子さんの方が着席状態が良いですから!



はじめの頃の座ってられない、なんとなく不安。やらされてる感じが嫌で大泣きする、集中できない、トイレと言って教室から抜け出したがる、という状態から丸4ヶ月。教室が誉められるし、楽しいところだからか、先生のお力もあってだいぶ座っていられるようになりました。



幼稚園ではたまにつまんないと仲良しのお友達の所へ行ってしまうこともあるけど、着席状態は良好な息子。
私と一緒の時じっと座ってられない場面もあったりしますが、年齢と共に場面に合った行動が出来るようになってもらいたい。
特に必要な場面で座って集中できること。それは社会に出る為に必要な、読み書き計算を身につけることにも繋がると思うから。
NHK発達障害特集に出ていた先生も読み書き計算は最低限必要な事と言ってましたから、読み書き計算能力は身につけさせたいですね。
私が教えると息子はやりたがらないので、外部頼みになるとは思いますけど。



息子が発達障害だとわかってすぐ、療育を受けていた年長さんクラスを見学したことがあったのですが、1月で就学を目前にしてひらがなの練習をしていたんですね。
この記事を書いていて、ふとその風景を思い出しました。
1人1人、抱えている事は違うけれど、みんな座って集中して課題に取り組んでいて感動したのを覚えています。
息子も年長になる頃には、着席して鉛筆持って字の練習をしているのだろうか?
あの風景を見たら、うちの息子も関わり方次第で、療育を継続することで、集中して字を書いたり読んだり出来る!と希望が持てましたね。



幼稚園と週1療育で、頑張ってる息子。
成長著しいと先生は息子のことを誉めていたけれど、息子は頑張り過ぎていないか?頑張り過ぎて荒れたり心が壊れてしまったりしないかと正直心配な部分もあります。
8月に息子の主治医と話す機会がありますので、いろいろ相談したいと思います。