自閉症スペクトラムと診断されて

2歳で境界知能ASDと診断された普通級に通う6年生男児を育てる母の子育て記録

個別ABA1回目

土曜日の午前中、セラピストの方がわが家に来てくれました。
はじめの1時間は息子を遊ばせながら、私がセラピストとお話し。



息子の好きなもの、食べ物、遊びについて聞かれたり、ABAについての話や、日頃の子どもとの関わり方や、話しかけかたについて。



子どもの行動には必ず理由がある。なので、日頃よく観察する。
困り事があったら、具体的な場所やどういうふうに困っているのか教えて欲しいと言われる。
ほめてあげるを意識するように言われる。
息子はお手伝いが好きそうだし、家でも実際に少しだけやっているのでお手伝いをさせるといい。という話になり、次のセラピーまで間が開いてしまうので、お手伝いさせるようにするとか、今まで通りほめてあげるをやってあげてくださいとのこと。



セラピストの方はきちんと勉強されている方で、ほっとしました。



本人の様子を見て、本人の困り事が無ければ、お母さんの困り事に関するセラピーをやりましょうか。とのこと。


息子とセラピストの方が遊びながら関わって、色や同じの概念などを確認して終了。
セラピストの人は息子の行動から、他の事も確認していると思われます。



奥田健次先生の「叱りゼロで自分からやる子に育てる本」がおすすめと言っていましたので、早速Amazonで購入しました。一応勉強する気はあります、私。読書も嫌いじゃないしね。



自治体療育の先生や主治医に相談できないことをセラピストの人に相談できますので、セラピストさんの存在は私にとってありがたいです。
親の私が教えると、息子はどうしても嫌がってしまうので、今後セラピストさんからいろいろ教えてもらえると助かる。
もちろん私も必要なことは息子に教えてますけど。



息子は幼稚園に楽しく通って、今の所問題も無く過ごせているし、大きな困り事は無いかなと。
野菜食べないとか、先生からの質問に答えられないとか細かな困り事はありますけど。
セラピストの人と話していて、母親の私が療育や息子との関わり方、どんなところを伸ばしてあげたり、フォローすればいいのか、よくわからなくなってると思いました。
日々の生活に疲れてるのかな。息子の明るい将来が思い描けないことに、息子は社会人として自立した人生が歩めるのかと思い悩んでるところがあるし。


とりあえずセラピーは半年~1年間は続けてみて、息子の成長のサポートをしたいと思います。
安くはないセラピーを受けさせて、次に田中ビネー受けた時にIQ上がってなかったら落ち込みそう。



息子の将来への道筋をつけるためのセラピーになりますように。