自閉症スペクトラムと診断されて

2歳で境界知能ASDと診断された普通級に通う6年生男児を育てる母の子育て記録

座っていられるようになりました

息子の幼稚園で誕生月の子のお誕生日会があったので、参加してきました。



式典の後にそれぞれの教室で、子どもの成長エピソードを親がみんなの前で話さないといけなくて、お話しました。
誕生月の子とその親がみんなの前に置いてある椅子に座って過ごすのですが、満3歳のときは入園まもない頃だったこともあり、まったく座っていられずに教室を脱走すること2回でしたが、今回は私が事前にママや他のママがお友達にお話するから、その間は座っているように説明しておきました。
今回はずっとおとなしく座っていられて、私はとてもほっとしましたよ。
こんな当たり前の事ですが、じっと座って人の話が聞けるようになって、成長したなー。他の子見て学習したのねー。と思いました。



幼稚園では年少クラスで春から着席状態は良好。
ただ、入園式や参観日、療育施設とかいつもと違う状況でママと一緒にいると、やりたくないときや気乗りしないときに親やまわりが座るように言っても拒否して泣いて座れませんでした。



思い返すと4月から始まった自治体療育では、はじめは座っていられないことが多くて先生に抱っこしてもらってたんですよね。
最近療育施設のクリスマス会が他のクラスと合同でいつもの教室とは違う広いプレイルームであったのですが、クリスマス会でも立ち上がったり、泣いたりすることなく楽しそうに過ごしていました。
療育施設でも着席状態はだいぶ良好になりました。
これも週に1度の療育のおかげでしょうか。
療育施設では、座っていると楽しいことがあるんだよ。みたいなスタンスで先生が関わってくれているので、子どもも上手に誘導されている感じです。
次は◯◯くんがこれ(おもしろそうな何か)をやる番だから、やるから座って待っていようね。みたいな感じ。



着席できるっていうのは、学校で学ぶ為の第一歩。
字の読み書きはまだまだ全然だけど、療育施設で年長さんの時にやってもらえるそうなので、焦らずに無理させずに、過ごしたいと思います。