自閉症スペクトラムと診断されて

2歳で境界知能ASDと診断された普通級に通う5年生男児を育てる母の子育て記録

自分の物は自分で選ぶ

時々時間を見つけては自閉症スペクトラム関係の記事やブログを見て情報収集しています。


最近読ませていただいたブログの中で参考にした方がいいな。と思ったことがあったので書き留めておきます。



そのブログの方はお子さんがすでに高校生(自閉症スペクトラムの人)ですが、自分で選んだ洋服を脱ぎにくいと文句を言いはじめて、結局洋服は自分で選んだ事を思いだし、「こんな服買ってきたお母さんが悪い!」とか言われることもなく、丸く収まったのだとか。
会話のやり取りの中で、幼児の頃から子どもには自分の事を極力自分で選ばせてきたことをお母さんも思い出したのだそうです。



うちも毎日ではありませんが、洋服や下着を自分で選ばせています。気がついたら勝手に自分で好きな服を着ていることもありますし。
最近では義母が来年用にコートを買ってくれたのですが、義母が選んだ青ではなく、色違いの赤がいいと言いだしたので、赤のコートを買ってもらっていました。



身近な物をすべて子どもに選ばせるって、親の方が根気が要ります。
日々子どもと一緒にいると忙しいときとか、疲れてるときに親がいろいろお膳立てしちゃいがち。その方が早いし。1日がスムーズに終わる気がする。
子どもの行動を待っているのが面倒だったりじれったいなと思うときもあるしなぁ。
そのお母さんはどうしても自分が決めた洋服や物が無理なときは、根気よく説得して我慢を覚えさせる。
2択に出来るときは、こっちとこっちどっちがいい?とやっていたそうです。


この高校生のお子さんは、自分で買い物に行って家で作って食事することもあるそうです。すごい!
お母さんが用意する食べたくない食事より、手間でも自分で作る物の方がいいらしい。
お母さんが体調が良くないときとか大助かり。



日々の積み重ねが子どもの自主性を育むことにつながるんですね。
子どもがある程度大きくなったときに、結果として親が楽になるのだそうです。
ほー!参考になります。
明日から意識していろいろ選ばせるようにします。