自閉症スペクトラムと診断されて

2歳で境界知能ASDと診断された普通級に通う6年生男児を育てる母の子育て記録

就学相談についての講演会

療育施設で就学相談に関する講演会がありました。



役所の担当の方とコーディネーターの方のお話だったのですが。
役所の方の話は、相談は任意なので通常学級に通わせたいと思うなら就学相談はしなくていいです。
少しでも不安に思うなら相談だけでも大丈夫なのでしてください。との事。
うちは来年の春〜夏あたりに田中ビネーの検査結果を考慮して主治医と相談して決めるし、通級に通わすメリットを感じていないので就学相談はしないと思いますが…




それとコーディネーターの話は特に興味深いものでした。


支援学級と通級の人数は年々増加している。


10歳までは一番発達するんです。
小学校時代はゴールデンエイジ。
1単位45分。
小学校1年生の総授業時数は782時間。
6年間では5367時間。


こんなにも沢山の時間を学校で勉強する。
発達障害があるお子さんでも通常学級で問題無く過ごせている場合もある。


通常学級でついていくのが困難でまわりからのサポートでなんとか通っているお子さんが時々いて、そういうお母さんに限って幼稚園からのお友達がいるからとか、お友達のサポートもあって学校に通えているから。と言うがそれが本当に本人の為になっているかよく考えて欲しいと思う。
沢山の時間を通常学級で過ごして、はじめはまわりがサポートしてくれてそのうち出来るようになればいいけれど、そうではないことが多い。
まわりは良かれと思ってサポートしてくれているけれど、本人は出来るようにならないなど本人にとってメリットが少なかったりする。
こちらから、あなたのお子さんはどこどこに行ってくださいとは言うことはしないけれど、適切な環境で子どもを学ばせてあげてほしい。



30歳になったお子さんには、どんな生活をしてほしいですか?
そのことを想像して考えて、就学先は決めてほしい。



少し頑張ればできそう。という環境に身を置くことが大事。
支援学校から支援学級に移るお子さんも少ないですがいる。



就学までには、生活リズムを整える事。
はじめと終わりを教える。
出来た!やった!という体験を増やす。



という話でした。


生活リズムを整える。は息子の主治医も同じ事を言っていましたね。 
生活リズムも早寝早起きなので大丈夫。
出来た!を増やすは療育施設やABAセラピーでやっていただいているので一安心。
あとはもう少し会話力のアップ。コミュニケーションや絵とか製作を先生に手伝い無しで出来るようにと、はさみ、お箸が上手に使えるところまで持っていきたいですね。
頑張ってね、息子くん。