自閉症スペクトラムと診断されて

2歳で境界知能ASDと診断された普通級に通う6年生男児を育てる母の子育て記録

しりとりあそび

今年の春頃セラピストさんが、セラピー中にしりとり絵本を読んでくれたのですが、息子は興味無し。
しりとりのルールや意味がわかってませんでした。
しりとり絵本を読んでも楽しくなかったみたい。




セラピストさんに、しりとりが出来るようになるといいんですけどね。と言われていた事がずっと気になっていて、しりとりを教えてあげないとなーと思ってたんです。
幼稚園ではしりとりはやったことが無いそうです。



今月になって息子が好きそうなしりとり絵本を買って教えようと思い立ち、ネットで検索して評判がよかったあっちゃんあがつくの作者の
「しりとりしましょ!」
を買って読んでみたら、息子が興味津々。
もともと「あっちゃんあがつくたべものあいうえお」絵本が好きなので、嫌がらずにしりとり絵本を見てくれました。
で、何度も読んで!と催促され2日でしりとりのルールを覚える。
春頃の拒否を思えば、しりとりが出来るようになるなんてすごい!って思ってしまいましたよ。




しりとりって、知っている言葉をしりとり遊びの中で使うことで使える言葉として定着することができるから語彙が豊富になるそう。
考える力がついたりしりとりにはいい事がいっぱいなんですよね。
まぁ母親の私はちょっと面倒なんですけど、道具を使わずにどこでも遊べますから、そういう意味ではいい遊びですね。




先週セラピストさんに最近しりとり遊びができるようになったって話したらびっくりしてました。
少し前にもやらせてみたらスキップが出来るようになっていたり、はさみを正しい持ち方で使えるようになっていたり。
公文のキューブつみきを見本通りに作るのも嫌がらずに出来て楽しく遊べるようになったことも驚き。




息子の場合は今は出来なくても時期が来たら出来るようになることもあるけれども、放ったらかしではダメで、親が教え方を工夫したり、促したり、お友達の影響で出来ることも増えるんだなーと思ったりもします。
定型発達のお子さんの器用さは無いので、丁寧に教えてあげてやる気にさせること。
出来ない事や苦手な事には親が手助けしてでも出来る経験を積んであげないといけないんだなと感じています。
私は息子に年齢相応に出来ることを増やしてほしいという親心をどうしても捨てることができないんですよね。
息子には見本になるような兄弟もいませんし、放ったらかしではダメですね。




息子がどうすれば◯◯が出来るようになるのか?とか不適切な行動が減るのか。とかそんな事ばっかり考えていると疲れる事もあります。
そんな時、定型発達のお子さんを持つ親御さんが羨ましいと思いますね。



最近はプラレールとかトミカで遊ぶ時間よりも、しりとりをしたり、キューブつみきやパズル、絵本の読み聞かせなどの知育系遊びを意識して多くさせているのですが、来年の春までにIQが伸びてるといいな。と、どこか期待してしまっている自分がいます。