自閉症スペクトラムと診断されて

2歳で境界知能ASDと診断された普通級に通う5年男子の成長ブログ 某中学受験塾に通っています

4歳11ヶ月時点の息子

2ヶ月に1回、発達確認のため臨床心理士の先生との個別療育時間があります。
最近行ってきたのですが、4個くらいあった課題は30分で終わってしまい、残りの20分は自由遊びをして、残り10分ありましたが終了。



すごく早く課題が終わってしまった事にびっくり。
本人が集中してやる気になってやると、すぐ終わっちゃうんですね。
不安な表情を見せたり、できない!とかやらない!が無くて私も息子の様子を落ち着いて見ていられました。



前回の個別は9月で、その頃は少し難しい「ん」とか「れ」とかのひらがなを国語教室で練習中で、国語教室やらなーい!とか辞める!とか言っていたんです。他のお子さん達も少し難しくなってきてつまづいていたらしい。
やりはじめれば仕方なくやるし、義母が励まして練習させるように懇願するので、今も習わせています。




まだいくつかのひらがなは書けませんが、練習してひらがなの大部分を書けるようになって、自分の名前や家族、親族、お友達の名前も書ける。
書けることが嬉しいし楽しいらしい。
最近は国語教室辞めたいとは言わなくなって、俄然やる気で毎週頑張っています。
ちょっとできないよー!難しいよー!をきっと本人なりに乗り越えたのでしょう。
先生のおかげなのか、お友達のおかげなのか…
私が教えても身につかなかったと思います。




臨床心理士の先生がひらがなで自分の名前や数字も書けるようになっている息子を見て、ちょっと前には書くことを嫌がっていたのに、できるようになっているからものすごくびっくりしていました。
「しっかりとえんぴつを持って書けていますね。出来るようになってよかったですねー。ジャンパーのファスナーも自分で出来るようになっていたり(4歳9ヶ月くらいで出来ていた)、すごく成長を感じます。4歳でここまで書けていれば十分です。順調ですね」と言われる。




しりとりをしている効果だと思いますが、語彙がさらに増えてるし、形容詞とか動詞など他の部分がさらに増えるといいですね。とのこと。
それはいつも言われるし、私も頑張ってますけどなかなか増えないのよね。
会話が名詞中心で年齢にしては内容や表現が幼いと言うか。



反対言葉も自宅ではカードを使って遊び感覚で覚えていて、理解していると思っていたのですが…
「長い↔短い」はわかるけど、例えば「ブタの鼻は短いけどキリンのクビは?」とか文章で聞かれると答えられないの。
頑張って長期間かけて反対言葉を覚えさせたと思っていたから、結構ショックでしたねー。
反対言葉わかってないじゃん!って。
それ単品で覚えているだけではダメで、文章として使えるようにならないと覚えさせても意味がないなぁ。と気づく。
反対言葉覚えました、じゃあ普段の会話にも取り入れられますね!ではなかった…
絵本なども使いつつ、私が日々の関わりの中で使える形容詞、動詞、反対言葉を促していこうと思います。



親が頑張らなくても、駅名覚えるみたいに勝手にいろんな言葉を覚えてほしいなぁ。