自閉症スペクトラムと診断されて

2歳で境界知能ASDと診断された普通級に通う5年生男児を育てる母の子育て記録

こだわりが消えていた

このこだわりは自閉っ子に限ったことでは無いし、そこまで私が困っていた訳では無いのですが…



年少の頃から、園バスに1番に乗って窓側の席に座りたい!一番になりたい!病でした。
毎朝息子を含めた同じバス停の子3人での熾烈なバトル。



1番になれないと泣く。やだ!幼稚園行かない!とか言うだけなので、そこはお兄ちゃんになりましたねー。大癇癪じゃないだけマシ。
他のお友達も1番になれないときも泣いてた。
大人はまたかーみたいな感じでスルー。



息子が早く家を出たがるものだから、園バスが来る15分前には待っている日が多かったです。
私も遅刻するよりはいいかと思って、諦めて早めに家を出てました。
年中の1学期から息子が自分で身支度出来るようになって、自分はさっさと支度を終えて「ママー!早くして!」とか偉そうに催促されてたし。



バス停に1番乗りしたい病はつい最近、年中の冬になっても続きました。
で、息子はあるとき気がついたらしい。
気温1桁のめちゃくちゃ寒い中、15分以上外で園バスを待つのは寒くて辛いなと。
1番にならなくてもいいじゃん。と



昨年11月終わりには1番病は無くなっていました。
めでたしめでたし。と思いきや…
その代わりに自主的に素早く朝の準備をするモチベーションが下ってしまい、朝はダラダラ、時には私に朝から怒鳴られながら身支度をするようになってしまいましたが。



バス停1番になりたい病は、保護者には意味不明で理解不能でしたが、それが子どもってものなんでしょうね。
あっ、今も1人の男の子だけバス停1番にこだわってる子いるよー。定型児だけどね。