自閉症スペクトラムと診断されて

2歳で境界知能ASDと診断された普通級に通う5年生男児を育てる母の子育て記録

就学前に必要なこと

療育の先生が昨年度話していた話です。



就学前に身に着けておきたいこと

①身辺自立
排泄、着替え、食事、支度


②人間関係
挨拶、ありがとう、ごめんねなどの人との関わりのやり取り。


③指示理解
言われたことを実行する能力


④我慢すること
やりたくなくてもやらないといけないのが学校。
自分の思いとは違っても受け入れられる。


だそうです。

…………………


これうちの息子、全部出来てるなと思ったんです。
だから集団療育は終わりにしました。


身辺自立はあとはお箸が使えるようになれば完璧。
先生の指示や話がわかりにくいと理解できないときもありますが、大抵の指示理解はできて行動に移せるようになった。



④の我慢することは理不尽を受け入れることではなくて、たとえば給食当番がやりたかったのに、今日は出来なくてパニックになるとか、先生が質問を出してランダムに生徒を当てたら、自分が指されなかったから大泣きして暴れたり癇癪起こすみたいな事では、小学校ではただのワガママな人になってしまう。
授業も中断しちゃうかもしれないし、他のお子さんの学びの妨害になってしまうということだと解釈しています。


この①〜④は就学前までに身についていないと通常学級に入ったら親も子も苦労するかなーと思います。



上記プラス、わが家では先取りできるところは先取りしてあげています。
体操では跳び箱や鉄棒、マット運動。
スイミング。
塾ではひらがなやことわざ、算数、図形など。



息子に沢山習い事をさせて、私は一体何をやってるんだろう?と思うこともありますし、送迎や見学するのもものすごく疲れるのですが、本人がお友達と一緒にやりたがっているし、私も身に着けさせたくて習わせているので仕方ない。そんな生活もあとちょっと。
来年度はおそらく習い事を減らすと思いますし、あと数年したら自分だけで習い事に通えますからね。



療育の基本は家庭での関わりだとつくづく思います。
限られてた時間の中で、療育っぽいことをしつつも楽しく過ごしたいなと思っています。