自閉症スペクトラムと診断されて

2歳で境界知能ASDと診断された普通級に通う5年生男児を育てる母の子育て記録

IQを気にしていたけど…

時々読ませていただいている、こよりさんのブログから

https://blog.goo.ne.jp/ocyapu-/e/ea86c841dc2b74aa289b05199c1e42f3



知能が 必ずしも 社会適応能力や 学力その他を 表すものではない、という事、
お子さんなら成長のなかで 変化もあるし 家庭その他でちょっとした手助けをしていけば予想以上の 伸びを示すこともある

(一部抜粋)
…………


何と重みのある文章なのだろう。



息子のIQは境界知能なので、平均くらいないと生きていくの辛いだろうなと勝手に思って、私だけが勝手に息子の将来を悲観して不安になっていた。
でも息子の発達とともに、将来への悲観はしなくても大丈夫そうだと思えるようになった。
(何度教えでもなかなか身につかない、覚えられない、出来ないことも多いのだけれど)



これから夏に受ける予定の発達検査の結果を知ることになるけれど、現実を突きつけらるのが怖い気持ちがどこかにある。
こよりさんのブログを読んで、私は何て浅はかなんだろう。息子の成長を信じてサポートするのが私の役割じゃないか。
他の大多数の定型のお子さんは勝手にいろいろ吸収してうまくやっていく部分が多いけれど、息子は大多数とは違うのだから、息子の発達に合わせた関わりを地道にしていけばいい話なのだと。



息子は自分に発達障害があるなんて思っていないし、他の友達と自分は同じだと思っている。(それはある意味正しくて、ある意味違うとは思う。)
幼稚園と習い事でスケジュールが埋まってしまっていて、日々の生活は忙しい。
でも幼稚園ではお友達と一緒に遊んだりしていて楽しそうだ。



2〜3歳の頃が子育てが一番大変で、発達も半年以上遅れていた。
息子の診断名にすごく塞ぎ込んでいたけれど、息子も幼稚園のおかげもあって、ものすごく成長した。幼稚園で行事に普通に参加できること。ひらがなの読み書きや、排泄、はさみ、偶然だけど1回だけ自力で逆上がりができたり、言葉の面など、今の息子の成長は診断を受けた時には考えられなかったし、想像も出来なかった。
ちょっとした手助けの積み重ねで、うちの息子も私の想像した以上の伸びを示しているとつくづく思う。