自閉症スペクトラムと診断されて

2歳で境界知能ASDと診断された普通級に通う6年生男児を育てる母の子育て記録

自分で考えて行動できる子に

年中の一学期から、幼稚園の支度を自分でして出かけるようになった息子。
1年以上経った今でもそれは続いていて、寝坊して間に合わない時は私が手伝うこともありますが、そんな日はごくまれ。
ほぼ毎日支度を自分から率先してやって出かけて行きます。
靴下や下着、ハンカチも自分で好きなものを選んでる。
ついでに塾やスイミングなどの習い事も自分で持ち物確認して準備してくれるので、本当に頼もしい。




先日、息子が体操服の入った袋を忘れて行ったことに気がついて、幼稚園に届けようと思ったのですが外は大雨。
よくよく考えてみたら、幼稚園で体操服くらい借りられるし、ロッカーに置いてある予備の服はもうすぐサイズアウトしそうな園指定の体操服にしていたことを思い出し、届けるのはやめることに。




帰宅後息子に体操服どうしたのか聞いてみたら、忘れ物をしたことには気がついて、ロッカーに置いてある予備の体操服を着ていたそうです。
着たものを持って帰って来たのかと聞いたら、あえて置いてきたそうで…
持って帰って来て欲しかったけど。




些細な出来事ですが、いつもと違う状況が起こっても自分で考えて行動できる。
そんな事ができるようになったんだなと、成長を感じた出来事でした。




この夏、私がプールカードの記入を忘れてしまったことがあって、これが年少年中だったら、絶対泣いて怒ってたはずなのに、帰宅後「ぼくはプール入れなかったけど仕方ないよ」と許してくれました。
私は平謝りでしたけど。
我慢ができるようになったんだなと。
ママがプールカード忘れて入れない→仕方ないよ
みたいな感じですかね。
ちょっと寒い日だったから、たまたまプールな気分じゃなかったのかもしれないけど。



お支度は頑張ってて偉いんだけど、帰宅後はダラっとしてる。
園バス降りた後はカバンを私に持たせる。
私に叱られてもお弁当出さないし、カバンを指定の位置に戻さない。
すぐには着替えない。
帰宅後は疲れて気が抜けるんだろうな。
小学生になっても地道にいろんな事を習得して、楽しく過ごしてくれるといいな。
日常の小さなことでも自分で物事決められるように、自分で考えて行動できる子に、そんなことを考えながら息子と向き合っています。