自閉症スペクトラムと診断されて

2歳で境界知能ASDと診断された普通級に通う6年生男児を育てる母の子育て記録

療育完全卒業

最近、受給者証の更新をする為に、療育施設の方と面接をしました。



話をしていくうちにあと2回しかない、もう受けなくてもいいかもと思っている臨床心理士さんとの経過観察の為に、新たに支援計画書類を作成してもらうのもな…と。改めて思い直して、支援を受けるのはやめることにしました。



民間療育も受けていませんし、就学後も放課後等デイサービスは受けないで普通に学童に入れる予定なので、支援は継続しなくてもいいと判断しました。



最近あった就学前検診で、小学校には告知しませんでしたが、それに至る経緯をお話する。
主治医には子どもや周囲が困ってないなら、教育機関への告知は要らないと思います。と言われたことと、特別なフォローは必要としていないから。
療育施設では、万が一小学校から問い合わせがあったとしても、親の了承無しに個人情報を小学校に教えることはありません。とのこと。
小学校から問い合わせがもしあれば、わが家は別に言ってもらっても構いません。とはお伝えしました。



息子のお友達の自閉っ子のママは、通常学級プラス通級に通わせる予定で、事前に小学校に告知をしたら、校長先生がきちんと面談をしてくれたそうです。
子どもにとって必要なら小学校に告知すればいいと思う。



2年ちょっと、必死で受けさせてきた集団と個別療育。
今の息子の状況があるのも、療育を通してのバッグアップもあったからでしょう。
息子は楽しく通わせていただきましたし、いろいろな経験ができたこと、本当にありがたかったです。
迷わずに通常学級に通わせられると思えるくらい発達しました。



ここまでくるのに、本当に大変でしたね。
まだお箸がうまく使えなかったり、縄跳びやピアニカがちょっと苦手だったり、食べ物の好き嫌いが多かったりするのが気になりますが、地道に関わっていこうと思っています。
今は順調だけど、小学校で友人関係や勉強で大きくつまづかないか?
中学受験もする予定だけど、親子で協力してやっていけるのか?
今からいろんな事で悩みが尽きません。



療育が完全終了したけれど、終わったからといって息子を普通の子と同じ様な感じて育てるのは少し違うと思っています。
過干渉にならない程度に普通の子育てよりも、丁寧にサポート、気をつけてみていないといけない子なんだな、というのが今の気持ちです。