自閉症スペクトラムと診断されて

2歳で境界知能ASDと診断された普通級に通う5年男子の成長ブログ 某中学受験塾に通っています

就学前の準備(勉強面)

就学に備えて

・ひらがなの読み書き
・数が100くらいまで数えられる
・数の分解など、数の概念の理解
・長時間座って集中して授業が受けられる
・場面に合った行動が出来る
・排泄着替え、支度などの身辺自立
・お友達や先生との最低限のコミュニケーション
・時計が大体理解出来る


くらいに考えていて、上記はほぼ出来ているので、あとは、お箸がまだ使えないのを練習中だったのですが、それだけでは入学準備として不十分なのではないかなと不安になってきました。



最近では保育園や幼稚園でも字や数字を教えているところも多い。
なのでまったく字が読めない、自分の名前が書けなかったり数が数えられない子が入学するとは思っていない先生が多いようです。



わが家のエリアは教育熱心な親が集まるエリア。
(住んでから知った)
お子さんが小学生のママ友に話を聞くと、ひらがながまったく書けないし理解出来ていない状態で入学する子がたまにいるけど、いきなり小1で躓いてしまい、やる気が無くなってしまったり、出来ない自分を目の当たりにしてしまうし、見ていてかわいそうな状態だったりするのだそうです。



最近息子のお友達との学力の差を目のあたりにする出来事があり、息子も私もかなりショックを受けて焦っています。
自宅で簡単なドリルをやらせているのですが、想像以上に理解出来ていないし出来ない。
小学校低学年から勉強についていけるんだろうか?と不安になるレベルです。



まず、問題を見て適当にやっている。
私が問題文を読まないと、問題そのものが理解出来ない。
書字もひらがなは大体大丈夫と思っていましたが、親が思っている以上にきちんと書けていない字もあった。
カタカナは覚えていないのでほぼ書けない。
数字自体もわかってはいるけれど、問題となると解けない。
年齢相応の語彙が身についていないかもしれない。



就学は通常学級だと早くから決めていたにも関わらず…
私なりに息子の状態や発達の段階も考えていまの塾に通わせていましたが、あんまり良くなかったかもなと後悔。
もっと詰め込み型というか、もっと勉強を沢山させるような、プリントを沢山こなして練習と理解ができるような、少人数の丁寧な幼児教室にでも入れればよかった。
  


幼児期から学力差は広がっている現実。
持って生まれた特性や能力的な部分もあるだろうし、親の考え方や関わり方、経済力、環境で子どもに差が出てしまう。
主人と私の共通認識として、息子は学校以外でも学習塾に行かせる必要がある。(他のお子さんよりお金がかかることは仕方ないと諦めている)
その上、家庭でもかなりのフォローが必要。
主人と私が全力で勉強面のサポートをしないといけない。



まだ入学もしていないのに親が焦ってます。
息子の力をもう少し信じてもいいのかもしれませんが、不安で仕方ありません。
自宅で絵本の読み聞かせの他にドリルをしたりして、地道にやっていこうと思います。
気持ちが折れそう…