自閉症スペクトラムと診断されて

2歳で境界知能ASDと診断された普通級に通う6年生男児を育てる母の子育て記録

お正月遊び

年末年始、帰省先にかるた(ことわざとカタカナ)を持って行って息子が大好きなかるたをしました。
年明けに幼稚園では、お正月らしくみんなでことわざかるたをやったそうです。
息子は惜しくも1番ではなかったものの、2回やって2回とも2番目に多くカードを取れて満足げに私に報告してくれました。
大人数で遊べたのが楽しかったようです。



同じ日に「今日は女の子と遊んだ」と言うので、珍しいなと思って詳しく聞いてみると、3人の女の子と息子でトランプをしたそうでびっくりしました。
いつもは恥ずかしがりで、女の子とはほとんど遊ばないし、会話もあまりしない息子ですが、どうしてもやりたかったようで女子の中に混じってババ抜きと神経衰弱をしたそうです。
7並べはまだ出来ない)



幼稚園にトランプがあって自由に使わせてくれることにもびっくりですが、子どもだけでトランプやるって結構高度じゃない?と思うのは私だけでしょうか??
ちなみに…
女の子1 両親が医者でお嬢様小学校合格
女の子2 両親が小学校教諭
女の子3 母親が中学校教諭


という親が教育熱心な知的能力高め、性格もしっかりしている女子メンバーに囲まれながらやっていたらしいです。幼児だけでトランプができるのも納得なメンバー構成。
混ぜてもらえてよかったね、息子。



以前、私がトランプを教えても全然理解ができなかったのですが、義母が帰省する度に教えてくれていたおかげでできるようになっていました。
義母には本当に感謝です。
最近は義母からオセロを教わっていましたが、息子にはまだ難しいようです。



遊び方がわからない子はかるたが1枚も取れなかったり、トランプを一緒にやりたいけど入れなかったりしていたそうです。
そのうちできるようにはなるだろうし、出来なくても何かが大きく困る事は無いのだけれど…



家でカードゲーム、ボードゲームの遊び方を教えて一緒にやる、絵本の読み聞かせ、本棚には図鑑や歴史漫画、小説、新聞がある、博物館に連れて行くなど、家庭での文化的なことへの関わりの積み重ねが、実は子どもの学習や将来に大きく関わっているのかなと感じます。
子育ての基本は家庭なんですね。
幼児期の出来る出来ない、得意不得意、知識のある無しなどは家庭や環境が左右する部分が大人が思う以上に大きいのかもしれない。



自閉っ子に限らず、かるたやトランプ、ボードゲームなどの昔からあるアナログな遊びは、やり方を覚えてしまえば楽しいですし、発達を促す要素が沢山詰まっていておすすめです。