自閉症スペクトラムと診断されて

2歳で境界知能ASDと診断された普通級に通う6年生男児を育てる母の子育て記録

発達障害の冊子

最近、息子が通う予定の小学校の説明会がありました。


説明会の感想は…

・わざわざ平日に休みを取って参加したけど、思っていたより話が濃い内容ではなかった。
そんな薄い内容なら、みんな大人だし字を読んで理解できるだろうから、必要事項を書いたプリントを配るだけでこの説明会しなくていいんじゃないの?と思った。質問タイムすら無かったし。
まぁ学校は決められたことだからしてるんだろうし、どこの小学校中学校も説明会はあるから仕方ないのかな。


・子ども連れて来るなって遠回しに言うなら、せめて開催を土曜日にしたらどう?意外と学校の言うことを無視してる人が多くて子連れの人そこそこいましたが。


・こういう用品を事前に用意してくださいってあるけど、小学生になっても意外と多いんだなーと思いましたよ。ため息出ます…
でも幼稚園よりはマシかな。


・PTAの説明会にドン引き。
もはや逃れられないし、組織自体がしっかりしているっぽかったのでしんどそうだなと思った。
やらないといけないからやりますが、いろんな意味で心が受け付けません。この組織自体が時代錯誤な気がするんですけど…
PTAの活動は、子どもたちの学校環境をよくするためにあるそうなのですが、何故親が必要以上のお手伝いをしないといけないのか、未だに理解出来ません。
外国人のママとかフルタイムの人は結構辛いだろうなと思う。昔は専業の人が多かったから回っていただろうけど、世の中の現状とPTAがマッチしていない。


・一番意味がわからなかったのは「欠席の連絡は連絡帳でしてください」かな。
他人に連絡帳の内容見られたくないですから、欠席連絡だけの連絡帳作りますよ。
電話やネットでの欠席連絡がダメなのは、単純に処理能力の問題もあるのかな。朝は先生も忙しいしね。口頭だけだと証拠も残らないし、先生的には昔ながらの紙ベースの方がいいんだろうな。
メールだめなのか…こんなに世の中スマホ使ってる人多いのに?


みんな心のどこかで少なからず何とかしろよ!と思っているような気がするんですけど…
散々文句を言っていますが小学校やPTAを敵に回すつもりはないです。
幼稚園は選んで入っていますので愛着もありますが、小学校は公立だからどこにでもある普通な感じだし、まったく親しみを感じないのが不思議。


……………


それと何枚か説明の用紙を戴いたうちの1つが発達障害関連の資料。
時間が無かったようで説明はプリント入っています。だけでした。
特別支援活動もきちんとしていますよ。発達障害はこういうものですという説明の冊子。
国からに言われたからとりあえず配りました。的な感じですかね。



冊子の内容が

特別支援教室は小学校全校に導入しているから、ちゃんとフォローしてます。
使っている人、年々増えています。
早期発見、早期支援が重要です。
継続した支援が重要です。幼児期からの支援の引き継ぎもきちんとしてます。
障害のある幼児、児童、生徒の自立を目指し、一人一人の能力を最大限に伸長して、社会参加・貢献できる人材の育成を基本理念として、特別支援教育に関する様々な施策を実施し、特別支援教育の更なる充実を図って行きます。
だそうです。
すごく耳障りの良い事ばかり書いてあるけど、実際はどうなんでしょうか。それなりに効果は上がってるんでしょうか?



小学校の先生方、大変ですね。
我が家は息子が特別支援を受けなくてもいいように、幼稚園時代は全力で療育を含めていろいろなことに取り組んできました。
熱意を持って取り組んでいらっしゃる先生方は沢山いらっしゃるのに、こんな事を言うの大変はばかられるのですが、昨日今日知り合った小学校の先生が信じるに値する人とは思えませんし、今のところ特別支援の必要を感じませんので、引き続き小学校でもクローズドで通します。


以前、療育クラスで一緒だった、パニックと癇癪が激しめの、恐らく息子と同じ診断名であろうお子さんは息子と同じ小学校になるはずだったのに見かけませんでした。
2歳から療育を受けていたお子さんなんですよ?
4年近く療育を受けていたのに、情緒面が通常学級では難しかったのだとしたら本当に悲しいです。何のために療育ってあるの??その子知的には低くは見えなかったけどな。
息子の通う小学校の場合、1学年100人以上いますので、1学年7〜8人くらいは発達障害の子がいるのでしょう。
まぁそのうちの1人が息子なんですけどね。



6年間で特別支援のお世話にならないこと、普通に学校で勉強が出来て遊べること、過ごせることを祈ります。