自閉症スペクトラムと診断されて

2歳で境界知能ASDと診断された普通級に通う6年生男児を育てる母の子育て記録

最近のわが家

就学を前にして、やはり学校生活に多少の不安もあります。
今まで小学校でやっていけるように、息子に対していろいろ取り組んできました。
なので、あとはなるようになるかな。という気持ちです。
今まで学んだ少ない経験や知恵を最大限に使って生きていくしかない。
親は家庭でのサポートくらいしかできませんから。



体力作りは今後もスイミング。
学習面では、家庭での取り組み時間が格段に増えました。
就学前にしてやっと、家庭学習に本格的に取り組める発達段階になったのだと思います。
近所の学習教室の宿題もやらないといけませんし、進学塾でもらったテキストの内容のやり直しをさせたりとやらないといけないことがいっぱい。
進学塾にいる他のお子さんよりも息子はかなりできないもので…
親の私はまず机に座らせること。わからないところはわかるように教えることに四苦八苦。
私が息子の勉強を見られないときは主人にお願いしたりしつつ、毎日コツコツ学習を積み重ねています。



幼稚園から帰ってきた後だと疲れて集中できないことが多いので、朝30〜40分くらいプリントをさせています。
帰宅後もたとえ1枚でも私が食事の支度をしているときにやる。
なるべく毎日何かしらの勉強には取り組んでいます。
基礎が大事なので、国語と算数の基礎をしっかり身につけることを中心に、外部の力を借りつつ家庭学習に取り組んでいます。



これも中学受験を見据えてのこと。
当たり前のことですが勉強ができないと、理解できておらずテストで点が取れないと、志望校の選択範囲が狭くなります。
学力を身につけることは希望する学校、息子に合う学校に入るために必要なこと。



学力を身につけるさせることももちろん大切なのですが、生きていく上で必要な一般常識やいろいろな事を身につけること。何よりも息子の身体のコンディショニングや健康管理などの家庭でしかできないフォローもきちんとしてあげたい。
息子が好きなことや興味のあることを否定せず、一旦はさせてあげたい。いろいろな経験を積んで働ける大人になって欲しい。たくましく生きて欲しい。大雑把ですがそんなふうに考えでいます。



今はとりあえず勉強!勉強!といつのまにか教育ママになっている私です。
少し前の自閉っ子全開の頃とは違い、塾や学習教室でも与えられた課題をこなして、頑張る息子が6歳ながら頼もしく思える今日この頃。
自閉っ子ですが、ここまで普通っぽくなるんですね。
ほぼ治ったのかもしれません。