自閉症スペクトラムと診断されて

2歳で境界知能ASDと診断された普通級に通う5年生男児を育てる母の子育て記録

コメントの返答です

Tamaさんへ

 

私のブログを端から端まで読んでいただいてありがとうございます。

 

 

たまにしか癇癪が無いなんて!なんて親孝行なお子さんなんでしょう。羨ましすぎます。

うちの息子は親族が全員ドン引きするような、通りすがりの人から白い目で見られるレベルの癇癪でしたよ。もう子どもは要らないと思うくらい。そんな息子の1〜2歳ごろが今では懐かしいなーと思ったりもします。

 

 

医師にもよると思いますが、2歳くらいだと専門医もちょっと見ただけではわからないことが多いので、親に普段の話を聞いて必要だったら診断付けるという感じだと思います。

息子は診断名がついたから、優先的に療育が受けられました。

息子の領域仲間で素人の他人が見ても明らかな自閉っ子でも診断は付いていないと言っていたお母さんが何人かいたので、診断するかは医師によるのでしょう。

 

 

診断があっても無くても子どもは子どもなので、親ができる範囲で子育てすればいいと思います。本人と親が困っていないのが一番。

私はその年齢の平均くらいの事ができるように、幼稚園や普通学級でやれるように、という事をいつも考えていました。

親ができることには限りがあるので、家庭でも取り組めることはやりつつ、園や習い事など、家庭以外での環境調整をしてあげるのが息子の場合は良かったように思います。

 

 

おうむ返しやジャーゴンはその子が言葉を習得するために必要なことだからそうしてると医師に言われて、なるほどなーと思いました。

息子が5歳の時に知ったので、2歳の時に知りたかったなー。知っていたらこんなに悩まずに怒らずに済んだのにと思います。

エコラリアとジャーゴンがあまりにも頻回だったので、聞いているこっちがうんざりしてしまってやめてほしいとよく思ってましたね。くるくるもよくやってましたよ。

2歳くらいだと、自分のやりたくないことはやらないのはよくあることのように、今となっては思います。

 

 

息子は今でこそ定型児っぽいのですが、2歳の時は自閉の世界どっぷりな子でした。3歳になってもおむつは外れていなかったし、会話が成立していませんでしたね。

普通の幼稚園や小学校の普通学級は難しいかもなと不安になるレベルでした。実際主治医にも3歳の段階で普通級はギリギリと言われていましたし。

他害やパニックが無いのが救いで、癇癪も年齢と共にほぼ無くなり、幼稚園では突然人格が変わって大人しくなり比較的うまく適応していました。悪目立ちしませんでしたので、まわりから見たら特性がわかりにくいのでしょう。

今でも感覚(味覚)過敏や運動面のぎこちなさはあったりします。言語面の発達が遅く、言語理解力が低いので定型児よりもいろんな面で何かを理解したりできるようになるのに時間がかかる子です。

そういう特性は他の子よりもあるけれど、そこそこ周りに適応している。という感じでしょうか。

 

 

もし私が何も知らずに育てていても、今の発達段階の息子になっていたのかもしれませんが、

診断がついていなかったら、私がかつて育てられたように、もう少しのんびりと育ててたと思うので、今よりもいろんなことが微妙に出来ない子になっていたでしょうね。

私に怒られてばっかりで、あんまり自信の無い子に育っていたと思います。療育のおかげなのか自己肯定感が高いように思います。

子どもがどう育つのかは本当にわからないものですね。

 

 

Tamaさんのお子さんはまだ2歳。

発達に不安があるようでしたら、専門医に相談してもいいし、今後も継続して発達相談を受けてもいいかもしれません。

大変な事もあるかもしれませんが、時には息抜きしつつ、お子さんと沢山素敵な時間を過ごしてくださいね。

お子さんの成長を応援しています!