自閉症スペクトラムと診断されて

2歳で境界知能ASDと診断された普通級に通う5年生男児を育てる母の子育て記録

放課後居残り教室

1年生の2学期から放課後週1回の学習教室が始まります。

 

 

対象の児童にはお手紙渡します。という内容が学年通信に載っていて、息子が通うのはその辺の公立小学校ですから、まさか出来る子をもっと出来るようにするためのものではないのは明らか。

これっていわゆる補習です。

対象になったら困ると、戦々恐々としていたのですが、とうとうわが家にはお手紙届きませんでした(涙)

 

 

 

気がついたら第1回目が終わっていたので「もしかして息子のクラスにはいたの?」と聞いてみると、、、

 

 

何と4人もいました。゚(゚´Д`゚)゚。

 

 

しかも全員日本人。

4月に来日した日本語まったくわからない外国人の子や他に数名日本人ではないお子さんが息子のクラスにいますけど、その子たちは普通に勉強できるので対象外。

それに発達障害の息子より勉強出来ないのはまずいってば、、、

 

 

 

 

息子のクラス以外にも何人かいたそうで。

私の親切からくる声かけに、生意気な口叩いた隣のクラスの躾のなってない男の子。

親が手をかけて育てていないんでしょうね。

補習受けていたそうです。

ずば抜けて出来る一部のお子さんを除くと、その他のお子さんはさほど能力に差があるとは思えませんので、学校以外の場所で勉強を地道にやってるかやっていないかの違いだと思われます。

小学校でやる勉強って簡単だけど、定着させるには絶対量が不足しているんですよ。

 

 

 

塾で上位層との学力差をモロに感じているのですが、小学校でも1年生から既に学力差が出ているという現実。

私の時代では考えられないですよ、1年生から補習があるなんて。

経済的な格差が学力格差にならないように。という国や都道府県の配慮なのでしょう。

 

 

 

息子は自閉っ子によくある視覚優位で、言語理解力が低い。

本当に物覚えが悪いし、何かが出来るようになるのに他のお子さんよりも時間がかかりますから、仕方なく週1の受験塾、週2のゆるい学習教室で勉強させています。それだけで毎月3万円。

私も自宅で教えたり、宿題させたり、送迎したり、日々こんなに頑張っていて息子が補習の対象になったら、私寝込んじゃいます。

 

 

 

息子に、放課後の教室行きたいか聞いたら、即答で「行きたくない!」だそうで。

息子は1年生なのに、勉強苦手な子のための教室だと気がついていましたよ。

今回の一件で、いかに日々の勉強が大事なのかわかってもらえるといいな。と思っています。