自閉症スペクトラムと診断されて

2歳で境界知能ASDと診断された普通級に通う5年生男児を育てる母の子育て記録

心理の時間

2〜3ヶ月に1度、自治体療育で臨床心理士さんとの時間が1時間あるのですが、最近心理の時間がありました。



前回同様、課題は30分ちょっとで終わってしまって、残り時間は好きなおもちゃで遊べて息子は満足。



絵本を読みながら先生が質問したり、折り紙、はさみ、記憶ゲームなどをやりました。
記憶ゲームはかなり覚えていて、ワーキングメモリの低さが課題だった息子ですが、短期記憶力が上がっていて本当にびっくりしました。
子どもの成長ってすごいですね。



心理士の先生に、来年度は集団療育は要らないんじゃないか?と療育クラスの先生に言われていると話したら、ずいぶん成長しましたよねー。と感慨深げでした。
(年少の時は全然集中できずに立ったり座ったり、すぐやらない!と言ったり、拗ねたりしていた)
今日特に絵本に集中してノリノリでやってましたもんね。と先生。




その日やる課題が終わって
「息子くんは順調ですね。主治医の先生も順調だと言っているのも、あまり病院に行く必要が無いのも、これだけ出来ていればそうだと思います。」と言われる。



もうすぐ年長ですぐ就学という話になり、医師と相談しますが、息子は普通学級にすると思いますと話したら、先生も「そうでしょうねー」と。




やっとここまで来たか。
年少〜年中の夏くらいまでは、心理士さんに会えばいろんなことを相談したり聞いたりもしてましたし、いろいろ思いつめてましたからねー、私。
やっと他のお子さんと同じくらいに成長したし、限りなく普通に近くなった。
もっとこうだったらいいのに。(言語面、運動面やピアニカなど)と思うことはあったりはするけれど、苦手な事も個性の範囲内だし、頑張っているのでそれで十分。
私や主人、祖父母にも幸せをくれている息子。
2歳3歳の頃と比べたら、会話も成立してコミュニケーションも取れるし、指示理解力も上がって穏やかに過ごせることもあり、一緒にいて楽しいと思うことが多くなりました。
少し前まで癇癪やコミュニケーションが取れなくて一緒に過ごすのが苦痛で仕方なかったのに、今の状況が嘘のよう。



来年度も臨床心理士さんとの時間は継続予定です。