自閉症スペクトラムと診断されて

2歳で境界知能ASDと診断された普通級に通う6年生男児を育てる母の子育て記録

今も必死で絵本の読み聞かせ

特に2歳の頃、言葉が全然出てこないのを不安に思って沢山読み聞かせをしていました。
私の必死の努力にも関わらず、なかなか言葉が増えなかった息子。
幼稚園入園後に必要に迫られたからか沢山話すようになり、年長の今では普通に会話できるようになりました。
会話が成立するようになると、理解力が上がると子どもと一緒にいるのも楽になるのを日々実感しています。



全体的に発達が遅かった息子ですが、幼児期の絵本の読み聞かせは大事!と思って、今も読み聞かせは継続中です。
私自身子どもの頃、絵本が大好きだったことも影響していると思います。
時々めげたり、体調不良で読み聞かせ少なめだったり、まったくできない時期もありましたけど、意識して読み聞かせています。
可能な限り毎日。




2015年のベネッセの調査によると、ほとんど毎日絵本、本の読み聞かせをしていると答えた親の割合が、年長17.8%だそうです。



私が子どもの頃に比べると、お母さんが働いている割合が多い。
幼稚園や保育園で読み聞かせをしてくれるし、年長くらいになると自分で絵本が読めるからという理由で読まなくなるようです。



にしても、毎日読み聞かせしている親御さん少なすぎませんか??20%以下ですよ。



絵本は幼児にとって良質なテキストだと思うので、たいして面白くもないプリントやドリルを家でさせるくらいなら、絵本の方が良いよなーと、感じるんです。



専門家によると、読み聞かせがあまり意味が無かったと言う親御さんは、早くに読み聞かせを止めてしまった人が多いそうなので、就学後も本人がもうしなくていいと言うまでは、本の読み聞かせをしようと思っています。



息子には通常学級の授業を理解して普通にこなしてほしい。
そのための、語彙力や知識、理解力、考える力を絵本を通して学んでもらいたい。
息子の能力の底上げをしたい。
私が直接できることは、絵本の読み聞かせくらいかな。と思って取り組んでいます。
息子が3歳で境界知能と言われなければ、こんなに必死に絵本の読み聞かせしなかっただろうなぁ。



くもんの推薦図書は、昔から読み継がれている名作が多かったりするのですが、残念ながらあまり本人が気に入る絵本が無いようで、せっかく借りてきても1〜2回読んで終わりだったりします。
推薦図書の10冊に1冊くらいは息子が面白いと感じて、何度も読んでと言ってくる絵本があるので、お願いされれば何度でも同じ本を読んでいます。
小学生になっても本が好きな子になってくれるといいなと思っています。