自閉症スペクトラムと診断されて

2歳で境界知能ASDと診断された普通級に通う5年生男児を育てる母の子育て記録

体操参観日

最近、幼稚園の体操参観日がありました。
息子の通う幼稚園はのびのび系。
運動にも力を入れていて、週1回午前中に専門の先生が来て体操の時間があります。



さすが年長さん。
いろんな行動が機敏でダイナミック。
逆上がりも7〜8割くらいのお子さんができていました。
幼稚園自体の体操のレベルが高いので、運動苦手な息子の場合、体操を習わせないと確実に落ちこぼれる。出来なくて劣等感に苛まれて体操嫌いになりそうだと思い、年中から週1回幼稚園の放課後体操教室に参加しています。
同じような考えをお持ちの保護者が多いようで、放課後体操教室に参加しているお子さんが年長だけで30人くらいいます。
おおよそ年長児の3分の1くらいが、幼稚園の放課後体操教室を習っていますので、かなり高い割合です。



「継続は力なり」とはよく言ったもので、約2年やってますからね。逆上がりや足抜き回り、跳び箱、後転など普通にできるようになりました。
息子はいつも通り課題全てを卒なく自信を持ってこなしていました。
とってもかっこよかったです。
幼稚園に入園した当初は、こんな風にたくましく成長するなんて思ってもみませんでした。



ちなみに月約6000円なので2年間で約76000円。
ここでもわが家は息子の教育をプロに外注しております。安いのか高いのか微妙なところです。
お友達と仲良く過ごせる時間、何度もチャレンジすること、諦めないこと、先生から時に厳しいことを指導されたり、挨拶や姿勢などの礼儀も叩き込まれますので、そういう環境を買ったと思えばそこまで高くないのかもしれません。
親の言葉よりも他人の言葉の方が、良く聞きますからね子どもって。
コナミにしようかと思いましたが、友達がいないとやる気が出ない息子なので、幼稚園の体操教室にしてよかったと改めて思いました。



息子はたまたまお試しで園の体操教室に違和感無く参加できましたのでそのまま継続しましたが、幼稚園保育園に体操の習い事が無かったり、コナミなどの外部の習い事を受けるのが難しい状態のお子さんは、民間のスポーツ療育を利用していたようで、療育仲間で何人か知っています。



息子にとって習い事の体操教室は遊び感覚で、お友達と一緒に楽しく体操やって過ごしてる。くらいにしか思っていないようです。
持つべきものはお友達なのかもしれませんね。