自閉症スペクトラムと診断されて

2歳で境界知能ASDと診断された普通級に通う5年生男児を育てる母の子育て記録

地道にやっています(主に勉強面)

最近学校のテストの答案を何枚か持って帰ってきました。

今学校で勉強している内容(国語と算数)は、ほぼ理解できているようでほっとしています。

本人は学校では勉強ができる!とうぬぼれているようです。(恥ずかしいよ)

 

 

一方受験塾では難しい問題に四苦八苦。

小学校とは違う広い世界で、自分はできないという現実を突きつけられて本人にとっては苦しく、悔しい経験。

その経験は結果的に良い経験、良い薬になっているように思う。

テストの結果がふるわず、塾のクラスが上がれなくて大泣きして落ち込んでいた息子ですが、気持ちを切り替えて通塾しています。

上位クラスにいるお友達は息子がぼーっと自宅や学童で過ごしたり遊んだりしている間に、息子より沢山勉強しているんだよ!

(みんな何でそんなにできるの?)

 

 

小学生ですからみんな勉強しないといけないのは同じ。塾でのクラスの位置は気にせずに、コツコツ勉強しよう。と声かけをしました。

 

 

で、最近受けた塾の漢字テストは満点でした💯

塾に行く前に私がしつこくやるように言って、もう一度練習したからね。

した努力っていうのは多少は報われるものなのですよ。(だから、母の言うことに多少は耳を傾けなさい!)

苦手な国語の文章読解問題も簡単なものからコツコツ学習しています。

 

 

塾で知り合い程度のお友達もできたみたいだし、仲良しのお友達と一緒に通っているので、絶対辞めたくないらしいです。

ずーっと塾の底辺なのが、気持ち的にしんどく本人も私もかなり落ち込んでいますが、来年度も様子見で腐らずに地道にやっていきます。

 

 

親は息子にチャンスは与えた。

それに乗るか乗らないかは息子次第。

こうして学校以外の場所で学習させているのは、せめて学力くらいはつけさせてあげたいという親心から。

きちんと内容を理解してテストで結果が出せれば、勉強が好きになるかもしれない。

少しでも勉強が楽しい!好きだ!と思って欲しいし、本人が生きていく上での最低限の学びは身につけて欲しいと切実に思う。

いつまでもあると思うな親と金。ですよね。