自閉症スペクトラムと診断されて

2歳で境界知能ASDと診断された普通級に通う6年生男児を育てる母の子育て記録

塾のテスト結果

1月に受験塾の大きなテストが2回ありました。

 

 

で息子の結果は、、、

 

 

1月中旬のテストでクラスはかろうじて上がりました。

ですが塾全体での立ち位置は平均点以下。

あと2問、息子が正答率の高い簡単な問題が解けていたら、もう一つクラス上がれたんですけどねー。

その事実に本人はとても悔しがっていました。

その悔しさを勉強のモチベーションにして欲しいです。

あんたが楽しくけん玉したり、●ケモンや●しりたんていを観て楽しんでいる間に、友達は必死こいて勉強してたんだと思うよ。

 

 

息子はクラスアップを目標にテストに挑みました。

本人は出せる力はすべて出していることはわかっていますので、怒るようなことはもちろんしていません。

どのくらいできているのか?わからないところ、理解があやふやなところをはっきりさせるためにテストがあるのですから、その結果を踏まえて、親が子どもに何が必要なのかを把握して、日々の学習を地道にやって行くしかありません。受験するしないに関わらず学力定着は必要です。

 

 

学校ではそこそこ勉強できると勘違いしている息子。塾で自分の立ち位置がはっきりわかるのも、競争の厳しさを知るのも、ぬるま湯で平和な生活をしている羨ましいくらいおめでたい息子には良い経験になっているのかな。

小学校以外の場所で勉強ができること。

親が勉強を見てくれること。

それだけでも私の子ども時代に比べたら格段に恵まれています。(もちろん息子にとってはそれが当たり前なので、恵まれいるなんて理解できてない)

 

 

1月下旬にも内部生だけのテストがありまして、そこでの偏差値がほんの少しだけ上がりました。

前回のテストと数ポイントしか変わらないので、息子の立ち位置がはっきりとわかったテストでしたね。

 

 

発達がかなり遅れて成長していた息子ですから、勉強しだしたのも遅かったですし、語彙も少ない、理解する力が他のお子さんより明らかに弱い。しかも家であんまり勉強しない。それを考慮すると充分検討していると私は思っています。

息子よりもテストの点が取れなかったお子さんが軽く300人以上はいるという衝撃。

しかもお子さんを中学受験塾に通わせている段階でそこそこ教育熱心なご家庭です。

一番下のクラスから真ん中のクラスまでは、数問程度の得点差なんです。なので息子くらいの学力の子が世の中にはいっぱいいて、実はそこが全体から見たらボリュームゾーンなのかなと感じています。

 

 

まだまだ先は長いです。

小学生の遊びたい盛りの子に家で勉強をさせるのも、学習を定着させるのも本当に大変です。昨日やったこともすぐ忘れちゃうし。

単純な暗記すら嫌々で集中力もありません。

勉強ができた喜びをあまり感じられていないから、そこまで楽しいものとは思えないんでしょうね。

勉強する習慣は多少ついてきたけれど、親に言われないとやらないことが多いです。

 

 

子どもが勉強するのは義務ですからねー!

勉強は内容を理解しないと意味無いですよー!

漢字や簡単な計算とか、教科書に掲載されているような最低限の知識は覚えないとダメですよー!

学校が休校になってしまって、さらには塾も学習教室も習い事全部お休み。

塾のクラス分けのテストも延期。親子で調子狂いますよ。

 

 

学校がお休みになって時間はありますから、私が仕事が無い日は息子と一緒に勉強しています。全然捗らないの!しつこく声かけしてやりますけど。

勉強って、日々の積み重ねが大事で、特に小学生なら算数とか漢字ね。学年が上がるにつれて差が出やすい。

やったかやらないか、知っているか知らないか、理解しているかしていないかで点数が変わる。

 

 

この春休み、心を鬼にして息子に勉強させてます。

学校も無いし、塾や学習教室も休み。

家でしか勉強できないじゃん。

こんな状況だからお出かけもできないし。

親がしんどい春休みですね。