自閉症スペクトラムと診断されて

2歳で境界知能ASDと診断された普通級に通う6年生男児を育てる母の子育て記録

1年生の振り返り

最近、3学期最後の登校日があり、通知表と大量の荷物を持って帰ってきました。

コロナウィルスの影響で1年生の3学期は2ヶ月ほどであっけなく終了してしまいましたが、息子の発達面の振り返りをしてみたいと思います。

 

 

《学習面》

 

・学校

学校では算数だけはできる子のようです。

小学校レベルの国語の読解すら理解できず。

漢字テストだけは得意。

 

・塾

下位クラスの中で上下している。

こんな成績なのに塾に行く意味あるのか?辞めた方がいいのかと思う時も多々あります。

学校の中でも上位の成績の子、教育熱心な親御さんのお子さんが集まる塾ですから仕方がないとはいえ、なかなか成績が伸びない。

幼児期にまったく勉強をしてこなかった発達の遅い息子が下位クラスなのは仕方ありません。

志望校(未定)に受かるために塾に通っているのですから、クラスの昇降は気にせずに塾のテキストを中心にコツコツやっていきます。

当面の課題は、国語文章読解、漢字、算数計算力の強化をしていきます。

 

・朝学習の徹底

朝は6時〜6時半には起床し、塾の毎日やる算数問題や宿題などをこなし、勉強する時間にしています。息子の場合は夜6時以降は疲れてしまっていて学校の宿題だけで精一杯なことも。

なので朝学習を習慣化しています。

 

・体操教室

年中から3年間頑張って続けました。本人の強い希望で1年生も続けていましたが、2年生ではもうやらない!とのことで、辞めることに。

鉄棒、マット、跳び箱、大縄跳びや縄跳びなど体操全般は抵抗なく取り組めるようにはなったと思います。

 

 

《生活面》

・習い事も近場なら1人で行けるようになった

 

・宿題を自分だけでできるところを学童で済ませて帰って来るようになりました

 

・お友達とも大きなトラブルも無く仲良く遊んで過ごしているようです

 

・1週間のスケジュールをホワイトボードに書いて管理しています。頼んでもいないのに、本人が自発的に予定を私に確認しながら聞いて書いています。そんなことをのんびりとやってるのなら漢字の1つでも覚えて欲しいんですけど、、

 

・学校では自分の許容範囲を超えると泣くこともあるようです。(〇〇が俺の物を壊した、〇〇がズルするとか些細なこと)学校でのことは親はどうにもできませんので、自分の気持ちを人にわかるように伝えないとダメなんじゃないの?と言い聞かせています。

成長とともに泣かなくなるのかな。

 

・給食のデザートをおかわりしたくて、嫌いな食べ物も給食なら頑張って食べているらしい。

家では野菜全然食べないですね。

 

・けん玉にハマり中で結構上手です。

 

 

総評

 

特にトラブルも無く、無事に1年生が終わりました。本当によかったです。

学校で時々泣いちゃうみたいだけど、想定以上に頑張っているなぁ。という印象。

定型のお子さんと比べても遜色の無い息子の居場所は通常学級なのでしょう。

今の課題はやはり学力。運動や芸術のセンスは皆無。私に似て平凡な容姿。そんな息子にとって、生きていく上で力になりそうなものと言えば、学力以外にありません。

引き続き私が勉強をみないといけませんね。

来年度もコツコツを継続します。