自閉症スペクトラムと診断されて

2歳で境界知能ASDと診断された普通級に通う6年生男児を育てる母の子育て記録

補習が始まったそうです

これは私が勝手に思っている心の声なので、ご興味のある方は読み流していただければと思います。

発達障害とはあまり関係無い話です。

 

 

以下記事

 

今週から、先生が指定した児童の補習が週1回始まったそうです。

(これは全国の国公立の小学校で行われているもの)

 

 

今年度はまだ無いし、先生も大変そうだし今年はないのかな?と思っていたんですよね。

息子から突然その話を聞いたのですが、対象の児童は先生から連絡が来るので、うちには来ないなぁと思っていたら、、、

対象にはなっていませんでした。

勉強嫌いの息子は補習はどうしても受けたくないようで、ほっとしていました。

「とにかく絶対イヤ!」

とのことですので、この補習の存在が、息子にとっては日々の勉強を頑張る超ネガティブな動機付けにはなっているようです。

 

 

息子のクラスには補習対象の子が4人いると言っていました。

(4人も?まだ2年生なんですけど、、、)

境界知能で自閉っ子の息子よりも出来ないお子さんって、どうなんでしょう?

きちんとやればできるだろうに、本当に残念だな、持っている能力はおそらく息子以上はあるだろうに、本当に勿体ないなと思ってしまいます。

低学年ですでに補習はヤバ過ぎます。

しかもうちの校区は親が教育熱心と言われていて、ダメ元国公立のみ受験も含めて8割以上が中学受験をするエリアなんですけれど、、

 

 

低学年ですでに学力格差が顕著化しているという現実。

授業について行けない児童は、それを補うために外部での学習、塾などに通わせたり、家庭教師をつけたりしている。

このあたりは、家庭の意欲・関心、経済力によるところが大きくて、収入が低かったり、教育に意欲や関心の薄いご家庭のお子さんはどんどん取り残されてしまうのかなと思う。

 

 

学力は積み重ねなので、これが小学校の中・高学年から中学生あたりになると、絶望的とも言える学力格差が生じてしまうことになる。それが後の人生に大きな影を落とすことは、決して綺麗事では片づけられない深刻な事実。

 

 

低学年だと自分だけで学力を上げるのは難しいですから、どうしても親の介入が必要だと思うのですが、学校でそれを請け負っているというのは、いろんな意味で考えさせられるものがありますね。補習は国としての苦肉の策なのでしょうか?

 

 

だったらどうしたらいいのか?って考えたときに、例えば息子みたいな、すぐ覚えられない、身につかない子というのは、覚えられるまで、理解できるまで根気強く勉強していくしかないんですよ。

ただねー、それってものすごーく大変で時間がかかるの。

それを外部ですべてというのは難しいので、結局誰かが一緒に伴走してあげないといけない。それが主に親になるのだと思いますが、それに付き合うのってとっても疲れるの(涙)うちなんて子ども1人しかいないのにね。

 

 

だからわが家は止むを得ず外部(塾と学習教室)にお願いしているけれど、それもやっぱり宿題を見たり、テキストのわからないところをを親が教えたりする必要があるので、ある程度親も腹を括ってというのか、そういうもんだと割り切ってやっていくしかないというのが私の現状。

 

 

低学年の成績がそのまま高学年まで、中学まで続く傾向があるのは、上位層の子は気を抜かずに継続して勉強に取り組んでいるということなのだと思います。影の努力は外からはわからないものですからね。

 

 

勉強だけが全てではありませんが、小学校の勉強は基礎中の基礎なので、身につけさせるのは親の義務だと思っています。

正直、低学年ですでにこんなに手間と労力と時間とお金がかかるとは思っていませんでした。結構愚痴っていますが、塾プラス他の勉強系というのはわが家だけではなくて、わが家のエリアでは結構聞く話です。まだ低学年なので週1塾プラス公文が1番多いかな。

実母や義母からはそこまでやるの?と口には出しませんがドン引きされています。

現実が押し寄せてきて、今の私には子育てを楽しむ余力が、、、

私の頭の中が息子の学力のことでいっぱいで、息子の内面まで目を向けている余裕も最近はあんまり無いと感じるときもあります。

 

 

私も息子も勉強が苦行になっていますけど、もう少しゲーム感覚でというか、塾に行くのも、自宅学習も楽しくやりたい。

時には息抜きしつつも、息子の日々の頑張りを褒めたり、できた!を増やして、モチベーションを上げつつ取り組んで行こうと思います。

生きる力を支えるための1つが学力だと思うので、たとえ塾のテストで打ちのめされても、めげずにコツコツ積み重ねていきたいなと思うんです。