自閉症スペクトラムと診断されて

2歳で境界知能ASDと診断された普通級に通う6年生男児を育てる母の子育て記録

発達障害特性は役に立つのか?

発達障害当事者の借金玉さんという方のブログ記事を見つけたので、読んでみたのですが、頭の良い人だというのがブログを読んでいてわかりますね。

と思ったら早稲田大学卒でした(汗)

ブログ記事に沢山の情報が詰まっていて、読んで理解するのが大変な記事もちらほら。

ですが、時間を見ては目を通しています。

息子の特性とはだいぶ違うのですが、基本的に生きづらさを抱えていたことには間違いないので、息子を育てる上で参考にさせていただこうと思います。

 

http://syakkin-dama.hatenablog.com/entry/20170525/1495678673

 

 

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発達障害特性は役に立つのか?』

という質問に対して借金玉さんはこう記事に書いています。

(一部抜粋)

 

本音を言うと、「発達障害はただの障害、役に立つことなんか無い」と言い切りたいんですよ。

でも、結局僕はこの発達障害を抱えた自分で人生をやってくるしかなかったので、それを言い切っても嘘にはなります。

たとえばこういうことです、穴を掘る時はスコップが欲しい、欲を言えばパワーショベルがあれば尚良い。でも、僕に与えられた道具はツルハシだった。そういう感じです。

そりゃあ、固い地盤に遭遇してそこをカチ割る時には役に立ったこともあるけど、掘るには全体を通して不便だったよ。そういう感じですね。

 

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息子は発達障害だと、他の人とは違った特性があると気がつく時が来るのでしょうか?

生きづらさを感じることがあるかもしれません。

 

 

もし息子と親の努力の結果、ある程度の学力がつき学校を無事卒業したとして、息子が社会に出て普通に働けるような大人になるために、親として、出来る事というのは思いの外少ないと思うんですよ。

自分の事を理解して、本人に向いている職業を選んでもらいたい。時には工夫して生きて行く知恵や経験、考え方を成長する過程で身につけてもらいたいと切に願うんですよね。

その為に中学以降の選択肢を広げるために中学受験することで、より本人に合った環境で過ごしてもらいたいと、親は勝手に思っている訳です。

 

 

私がもやもやとして考えがまとまらなかったことが、出なかった答えの一部が借金玉さんのブログの中に見つけたような、そんな感じがします。