自閉症スペクトラムと診断されて

2歳で境界知能ASDと診断された普通級に通う5年生男児を育てる母の子育て記録

大人気なく息子にキレまくる秋

先日、塾の大きなテストがありました。

 

 

今回こそはと特に点が取れない国語の漢字と長文読解の対策をしました。

算数の対策をしている余力は無かったので、毎日やる10問の基礎問題と、時々テキストのやってないところをやる程度で完全放置。

 

 

で、昨日テストの解答用紙がWebにアップされたので自己採点してみたところ、、、

 

 

必死で対策をした国語より、まったく何もしなかった算数の方が20点も高かったよ、、、

_| ̄|○ ガクッ

 

 

何なんだこの結果?

前回とまったく同じの20点差だよ。

 

 

答えを記号で書きなさいと指示されているのに、解答用紙に記号で書いてなかったり、前日に練習した漢字の読みは間違うし、簡単な足し算を間違っていたり。

まだ2年生だからある程度のミスは仕方ないとはいえ、もう私が対策してもしなくてもあまり点数が変わらないなら、もう対策するのやめようかと思いましたよ。

結局対策してもしなくても悪いから。

 

 

明らかに難しい問題を出来なくて叱ったことは一度も無くて、ここはできるでしょ?散々やってきたし、私教えたよ?ってところで間違えてるんです。

特に算数は、どう考えたらこの答えが出るのかミラクルな答案用紙になっています。

家でもう一度やらせると、私が教えなくてもさっと解けたりするんですよ。

出来ないことに怒っている訳じゃなくて、出来る問題を落としていることに怒ってるんですよ。

 

 

しかも難しい問題は無理してやらなくていいから、前の大問2つを間違えないように取り組みなさい!見直しなさい!と話してるんですけど、息子にはまだ理解できないんでしょうね。

 

 

テストで出来なかったところは、私はここはもう理解してると思って、薄くしかやり直しをしてなかった問題でした。

高学年になると、塾のテキスト、カリキュラムはスパイラル方式になっていて、前にやったところを時間が経つと忘れちゃうからもう一度やるっていうのが、どこの塾でもみられます。

高学年でもやらないと忘れちゃうんだから、低学年ならもっと忘れちゃうわよね。

 

 

私の詰めが甘かったのを棚にあげて、息子を厳しく叱りつけてしまいました。

勉強しよう、テキスト一緒にやろうと声かけしても、嫌がりが半端なかったのもあって、やらないから出来ないんだろお前〜!!とキレたというのもあります。

 

 

親が勝手に入れた、異様にハイレベルで教育熱心な家庭の子どもの母集団の中で、息子は授業やテストを受けて勉強を本人なりに頑張っている。

それだけで本当は尊いのだと思います。

親があんまりいろいろ子どもに求めてはいけませんね。

 

 

息子を叱りつけても成績が上がる訳でもないから、もう厳しく叱るのはやめようかと。

普段からあんまり怒らないようにと思っているのに、テストの答案を見るとアホ過ぎて抑え切れないレベルの怒りが湧いてくるのは何故なんでしょう?

日々いろいろ取り組んでいるのに、結果が出ないことに怒りを感じてしまうのかなと思っていますが、周囲はもっと勉強をしてるんでしょうね。

わが家のやり方が悪いのでしょうが、泥臭くコツコツやるしかありません。

 

 

男の子の場合、ある程度厳しくしないと、紐の切れた凧のようにフリーダムになりそうなので心配なのですが、もう少し穏やかな気持ちで子育てしたいですね。

息子の人生は息子のものですから。