自閉症スペクトラムと診断されて

2歳で境界知能ASDと診断された普通級に通う6年生男児を育てる母の子育て記録

学校の勉強が簡単過ぎる

最近、塾ママ友の2人が

「子どもが学校の勉強が簡単でつまらないと言っている」

という話をしていました。

お友達の子の1人は筑駒開成を目指している上位層。もう1人は息子と同じか少し下のクラスの子で、公文で算数を先取りしている子。

 

 

塾に通わせていると、特に算数はもうすでに習って理解している内容で、ペースもゆっくりで思考を問うものもほぼ無いですから、つまらないと感じても仕方ないことなのだと思います。

 

 

で振り返ってわが家の息子に関しては、、、

学校の勉強が簡単だと?

ってそんな訳ないだろ!アホか。

というのが正直な感想です。 

息子は贔屓目で見ても出来杉くんではないし、知的能力が高いわけでもない。

かといって補習が必要なほど、超絶できない訳ではないのですが、、、

算数のテストはさすがに100点ばっかりですが、先日あった学校公開の算数の授業で長さを問う文章問題を盛大に間違えていましたからね。

毎日算数を教えている私、絶句でしたよ。

 

 

能力値が低い子、やる気の無い子をサポートするのは本当に大変。

いくら遺伝的な能力が私に似て高くないからといって、最低限の読み書き算盤くらいできないと、話になりませんからね。

塾で習う→学習教室で習う→学校で習う

の三段階で息子はうんざりしているかもしれませんが、人は忘れる生き物ですから、なかなか学習内容が定着しない、ワーキングメモリが人より劣るであろう息子にはちょうどいいサイクルなのかもしれません。

 

 

特に算数は、人に教えられるくらい理解を深めなさい。簡単に思えるかもしれないけど、教科書の問題はぜんぶ理解しようね。と息子には話しています。

学年が上がるほど、特に算数は学力差が開きますからね。上には上がいること。自分よりも努力している人がいることを忘れずに、中学生になる頃には謙虚な気持ちを持ってもらいたいですね。