自閉症スペクトラムと診断されて

2歳で境界知能ASDと診断された普通級に通う5年生男児を育てる母の子育て記録

佐藤ママの主張は正論だけど、、、

ネット記事の抜粋

 

佐藤ママのコメント

「のびのび育てる」「勉強しなさいと言わない」「見守る」は間違い
親がそばについて、一気にやり直す
「学ぶ」こと抜きに一人前の人間にはなれない


《質問者》
中学2年生の娘がいます。子どもはのびのび育てたいので、「勉強しなさい」とうるさく言わず、見守ってきました。でも、中学に入って成績が下がり、親も焦っています。塾には行きたがらず、家で勉強するわけでもありません。勉強の習慣をつけてあげられなかった親に責任があると反省しています。今からでも、親にできることはないでしょうか。(神奈川県 中2の娘の母)

 


今号の回答者は「佐藤ママ」


《回答》 親がそばについて、一気にやり直す

「のびのび育てる」「勉強しなさいと言わない」「見守る」。

この三つがそろえば必ず「成績が下がる」「親が焦る」「塾に行きたがらない」「家で勉強をしない」という子になります。

なぜなら、この三つは間違っているからです。

 

 

まず、「のびのび」ですが、子どもが好きなだけ遊ぶのを見て「のびのび」していると満足していたのではありませんか。

乳幼児と小学生の「のびのび」は全く質が違います。子どもは次第に成長していくものだということを忘れてはいけません。

小学生は学校で学ぶことをよく理解できて初めて、心の底から「のびのび」できるのです。

中学に入って成績が下がったとのことですが、それは当然です。

小学校に比べ、中学の授業内容は、はるかに難しくなります。

小学校の上に中学の内容が乗ってきますから、小学校の内容がいい加減では、決して中学の内容は理解できません。

 

 

いま、娘さんは「のびのび」どころか「おどおど」しながら教室の椅子に座っていることでしょう。

「学ぶ」こと抜きに、何も知らない子どもを一人前の人間にすることはできません。

知らないことを「学んで」身につけるのは多少の忍耐が必要です。

でも、その忍耐のあとに自信や達成感が得られ、それが「自己肯定感」になるのです。

 

 

子どもを「見守った」ということですが、子どものそばでラクをしただけなのです。

 

 

子どものために、親は時間も手間も惜しまず、自分の人生をもすり減らさなければならないのです。「のびのび」という安易な言葉に甘えてしまいましたね。

 

いま、やるべきことは、まず小学校で学ぶ内容を完全に習得させることです。あやふやなところまで戻り、一気にやり直す。中学の問題集も定期テストをこなしながら済ませる。

初めは学習習慣が身についていないので大変ですが、決めた時間に親がそばにきちんとついてさせればできます。教える必要はありません。

丸つけのみで大丈夫。まずは3カ月やってみてください。娘さんは見違えるように目が輝くと思います。ぜひ、頑張ってください。

 

抜粋終わり

 

 

↑ 

この質問者の親御さんって私の母とまったく同じ。勉強に関しては何もしていない。(一昔前なら普通なのかな)

個人的には娘が勉強しないのは親のせいだけでもないと思いますよ。そのお嬢さんの持って生まれたものというか遺伝ですよ。勉強する動機が弱い。モチベが湧かない。

実際私はこのお嬢さんと同じような環境で、中学生になってこのままだとまずいと危機感を感じて必死で勉強していましたから。(それでも成績は少ししか上がらなかった)塾だって、自力じゃ勉強無理だと悟って、塾に通わせてくださいと親に頭を下げましたからね。(うちの親は基本ケチだけど仕方なく通わせてくれた)

 

 

子どもを「見守った」ということですが、子どものそばでラクをしただけなのです。

って言い切るところが怖すぎる。

それが真実なのだとは思うけれど、言葉にすると結構辛辣ですよね。

要は子どもにある程度の成績を求めるなら、親もちゃんとサポートしないとダメだったんじゃない?娘は勉強してないし、成績が気になるなら、今からできることをしようよ。と

 

 

個人的には、子どもの勉強にノータッチな親がいても、他人が非難するのは違うかなと思う。

うちの息子の場合は、親が声かけして教えて、塾に行かせるくらいしないと勉強ができないだろうと想像できるから、仕方なくやっているだけ。お金かかりまくりですよ。

私のように、子どもをめちゃくちゃサポートしているのに、学校の成績はほぼ全部「できる」だし、塾の成績が下がり続けるって、遺伝子のせいだとしか思えないです。

すべてが遺伝子。

努力できるかできないかも遺伝子。

(慶応の安藤教授が言っていた)

 

 

佐藤ママの遺伝子的に賢い子、下克上受験のお嬢さんのように、やる気がみなぎっていて理解力が高い子が羨ましいですよ。

やったらやっただけ、結果がついてきますからね。

息子のような境界知能で発達障害がある子は、理解力が低いし、できるようになるのにものすごく時間がかかる。定着するまでにかかる時間と量が半端ない。途方に暮れることも多く正直教えがいが感じられません。

やる気がない子に無理矢理勉強させるのは、お互いにしんどいです。

特殊算なんて私の人生には必要ないのに、息子に教えるために勉強してるけど、そんな努力も虚しく感じます。