自閉症スペクトラムと診断されて

2歳で境界知能ASDと診断された普通級に通う5年男子の成長ブログ 某中学受験塾に通っています

療育仲間の進路

最近年少の頃に同じ療育クラスだったお友達に偶然再会しました。



息子がどういう進路を歩むのか聞かれました。
そのお友達は発達障害ではなく、未熟児で生まれたゆえの発達遅滞。主治医から療育受けなさいと強く言われて通っていらっしゃる人でした。
就学相談を受けて問題ないとのことで通常学級に進むことになったそうです。
私もその話を聞いてとても嬉しくなりました。
お母さんとっても頑張って療育受けさせているのを知っていましたし。
言語面など知的面が息子よりも高いと思ったので、身体の発達面がクリアできればそりゃ通常学級だろうなと。
療育を受けさせていると、子どもはそれなりに楽しそうなのですが、親は身体的にも精神的にも辛いと思う事が結構あるので、子どもがわかりやすく発達、成長してくれるとその大変さも報われるのかなとも思う。



息子の療育友達は結構な確率で通常学級に進学します。
そう聞くと、支援学級判定なのに、無理矢理通常学級に通わせているんじゃないか?とか、元々そんなに問題ないのに療育通わせていたんじゃないかと思う人もいるかもしれませんが違います。
はじめはどのお子さんも明らかに発達が遅れている子でした。
素人目にも、あれ?と何となく感じるというか、同年代のお子さんと比べてもはっきりと違いを感じる状態だったんです。
3歳の頃はそりゃもうみんなひどかったです。
座ってられないし、簡単な課題すら出来ない。癇癪を起こす、お話がうまくできない、おむつが取れていない、お友達を叩いたり押してしまう、などなど。
成長した今となっては笑い話なのですが。



療育を透して知り合ったママは子どもに必要な習い事などのアプローチをそれぞれなさっている人たちばかりです。
療育のおかげも多少あるのかもしれないけど、本人のやってみよう、頑張ろうという気持ちと親の熱意が子どもの発達に表れているのだと思う。
親の働きかけが子どもの発達に関係しているのは、定型のお子さんでも同じだなとも思う。そもそもの頑張る理由が違うけど。



息子もお友達ももうすぐピカピカの1年生。
心配事も沢山ありますが、療育仲間だったそれぞれのお子さんたちの幸せを心から願っています。