自閉症スペクトラムと診断されて

2歳で境界知能ASDと診断された普通級に通う6年生男児を育てる母の子育て記録

集団療育クラス卒業後

療育卒業した曜日の午後は自由に過ごせるようになり、体力的、精神的負担が減り、楽になったなぁ。としみじみ。
療育クラスに私も通うのは、結構しんどかったから。
私は家で息子とのんびり過ごせるし、天気が良ければ公園に行って遊ばせようと思っていました。




ですが…
そんな余裕が味わえたのはたった1週間。
息子がサッカー教室に行きたいと4月から何度も言うので、お試しをさせてみたら本人がすこぶるやる気になり、思いがけず入会することになりました。トホホ…



幼児がやるサッカーなんてみんなでボールを追いかけてるだけだし、ドリブルも練習とも呼べないような感じ。
試合っぽいことをしても、そんなにボールが持てる訳でもないので、母としてはうーんサッカーはやる必要無いんじゃない?ピアノの方がやらせたいよ。とは思いますが仕方ない。
主人もあまりの息子のしつこさに根負けして、3月までやるというお約束で、お金を払うことを了承。
息子は幼稚園のお友達とサッカーをして遊びたいようです。
はぁ…別にやらせたくない習い事に1年弱で70000円だよ。払うの私じゃないけど。



まだ幼稚園児なのに、スイミング、体操、サッカー、学習塾、もうやり過ぎです。
しかも無駄に運動系ばっかり。
どの習い事も幼稚園か療育のお友達がいるので遊びの延長だし、本人にしてみれば遊んでる感覚。
今はどの習い事もやる気になって頑張ってます。
サッカーに関しては、私が息子を公園で遊ばせる代わりを習い事でやってもらっていると思うことにします。



息子の友達は例えば

・公文3教科にサッカー、ピアノの子
・スイミング、サッカー、ピアノ、体操の子
・英語と塾とスイミングの子
・体操、合気道、ピアノ、スイミングの子
・体操、公文1教科、スイミングの子



わが家に限らず、習い事3〜4つは普通らしい。
私が子どもの頃なんて、習っていてもスイミングやってるかピアノやってるか?くらいで、親も幼児期に習い事そんなにさせてなかったよなぁ。
義実家があるど田舎エリアでも幼児の習い事が盛んなようで、息子の習い事の数を聞いても全く驚くこともなく、今どきはど田舎エリアさえ
「みんな習い事何個もしているから〜。今どきの幼児は習い事ばっかりよね。大変よねー。」
と話していました。



今年度は主治医や神田橋先生にも言われたように、息子がやりたいことを思いっきりいろいろさせる。というのを親としては心がけていて、出来る範囲でいろんな事を経験させたいと思っています。
サッカーは1年間だけだし、ものすごくやりたいならさせてあげないとなぁと。
迎えに行かないといけないし、その後公園でお友達と遊んだりもするから、私が大変なのですが仕方ない。



集団療育クラスを離れて、私はちょっぴりさみしいなと思う気持ちがあったのですが、息子は療育クラスを卒業しても、また行きたいと言い出すことは一切無かったです。あっさりサッカーに乗り替えた。仲良しのお友達がまったくやっていないのに、サッカーをしたいと言い出したのは、本人が発達するのに必要な何かが、魅力的な何かがサッカーにはあるのかもしれないですね。