自閉症スペクトラムと診断されて

2歳で境界知能ASDと診断された普通級に通う6年生男児を育てる母の子育て記録

小学校の本音と建前

発達障害の子どもはクラスに数人はいるんですよ。大丈夫ですよ、考えてきちんと関わりますよ。みたいな事を建前上は先日配布された冊子で謳っています。
実際に熱心に発達障害の子どもを気にかけて、できる配慮や関わりをなさっている先生もいるのでしょう。



発達障害というのは、学校や先生にとっては渡りに船。
生徒が出来なくても、問題行動を起こしても、先生や学校の指導不足のせいじゃない。



という話を講演会で聞いて、なるほどなーと納得してしまいましたよ。
己の力の無さ、不勉強を認めないのはどんな世界でも一緒なのかな。
他のもののせいにしたがる。
自分や身内の利益や保身を考えがちで、日本全体の事や利益を考えていないのは、政治の世界も先生も同じなのかも。




小学校に対するわが家(特に私)のスタンス、考え方ですが、


一言で言うと「何かを期待しない」です。


仕方ない公立なので。
幼稚園だって私立と公立では教育面や環境面でかなりの差があります。
みんなそれがわかっているから、公立幼稚園が近くにあってもあえて費用のかかる私立に入れるんですよ。いろんな面で手厚いから。



「小学校は社会性と学習の土台を学び、経験する場」
と思っています。


いろんな子どもや先生がいますからね。
小学校もプチ社会。ホームスクーリングでは得られない何かがそこにはあると思います。
そもそも外国のようにホームスクーリング制度が日本にはありませんが。



学力は小学校や先生に期待せずに親が関わり、身につけさせる。
親が勉強習慣を身に着けさせて日々教えたり、時には学校以外の外部の力を借りて学力を身に着けさせます。
勉強面以外でもいろんな事があると思います。
トラブルがあったとしても、家庭できちんと考えて対処します。
本人が自分の力で乗り越えなければいけないことならば、乗り越えられるようなバッグアップをします。
学校や先生に何かをお願いすることもあるかもしれませんが、小学校や先生のトラブル処理能力が高いとは思えないし、トラブルを起こすような子どもの親には何を言っても仕方がありません。
力量の無い先生や息子と相性の悪い先生に当たることがあったとしても仕方ないと考えています。
それが学校や社会というもの。
生きるということ。
そもそも小学校の先生が私も主人もあまり好きではないんです。
私と関わってきた大多数の先生が微妙だったと心のどこかで思ってる。
何でなんでしょうね?
「尊敬できない」「信用できない」からかも。



小学校入学前に告知をして、学校と面談している親御さんもいるとは思いますが、わが家は幼稚園の時と同様、クローズドで行きたいと思います。
告知してもメリットはまったくありませんし、特別な配慮も必要としていません。
環境が許すなら私立小に入れたかったよ…



おとなしめで決まり事は守りたいタイプ。
特にトラブルを起こしたこともない息子なので、息子が原因の大きなトラブルが起こらないであろうという前提で話を書いています。
(どう考えても息子には人をいじめられるほどのずる賢さは無い)
息子が楽しく充実した小学校生活を送ってくれることを母は切に願っています!

息子が本当にしたいことは? 就学後の習い事

卒園と小学校入学を迎えるこの時期、習い事を一旦リセット、見直すご家庭が多いようです。



わが家の息子も幼稚園の放課後に参加している習い事は、卒園と共に一旦リセットです。
来年度は私の仕事の都合もあり、どういう週間スケジュールにしようかといろいろ検討中です。
親が必要だと考える習い事の他に、本人が楽しく過ごせで熱中できて、心からやりたいと思えるような習い事をさせてあげたいと思っていたのですが、今のところ特に無いようです。



体操クラブは卒園後も希望すれば継続してできるのですが、卒園後お友達の大多数が辞めるのでもうやらないそうです。
親としては2年間はさせると決めていましたので、2年やって逆上がりや跳び箱、後転ができるようになり十分目標は達成です。
息子にとって体操がそこまで楽しい訳ではなく、お友達と一緒に何かをやって過ごす時間の方が楽しかったのかな。と思っています。
年中からの2年間、本当によく頑張りました!



スイミングは継続。現在1年半くらい続けています。
小学校でも水泳の授業がありますし、体力無いと困りますから、体力作りの為に続けてもらいます。
本人としては、そこまで嫌ではないようです。
今年度は風邪をまったくひかなくて、医者要らず。
スイミングのおかげかもしれません。
小3くらいまでは続けて欲しいですね。



サッカーはお友達が通う別の所にしようかと思いましたが、やると言ったり、やっぱりやらないと言ったり、気分で気持ちが変わるから困ります。
約1年サッカー(ほぼお遊び)をやってみて本人なりに満足したのかもしれないし、1年やってみたら思いのほか難しいと思っているのかもしれない。
幼稚園の沢山のお友達とサッカーできないのなら、やる意味が無いと思っているのかもしれません。
親としては正直、やってもやらなくてもいいと思っている習い事なので、懇願するならさせますが一旦保留です。



進学塾は週1で負担も少ないし、友達と一緒に通えるからそれだけで楽しいらしいです。
勉強内容は楽しいけど難しい事を勉強する場所。という感じ。
近所の学習教室は国語と算数の基礎を身に着ける場所。学習教室ではびっくりするほど短時間でプリントをやり終えてしまうし、宿題も1日で終えてしまうほど少ないので、お勉強系2つですがそこまで息子の負担には今のところなっていないようです。
もう少し多く宿題もらいたいとか、教室でプリント量を多くして欲しいと思わない訳ではないのですが、まだ始めたばかりですし、先生なりのお考えで進むているように思うので、先生にお任せしています。



息子は何が好きで、どんな事に興味を持っているのか?今はだいたいしか把握できていない気がします。
勉強とはまったく関係無い文化的というか趣味的な習い事、例えばピアノ、将棋や囲碁だったり、習字、空手や合気道、ダンスなどの習い事をさせてあげると、日々の生活に潤いや楽しみが見いだせるのかな?と思うことも。私がそうだったもので。



とりあえず4月以降は…

スイミング
学習教室

を続けて行こうと思います。
(サッカーと体操辞めただけ)



習い事は以前ほど多くはせずに、来年度は放課後多めに遊ぶのが良いのかもしれませんが、周囲は習い事漬けで、放課後遊ぶ友達もあまりいなそうです。今後を考えた時に遊んでばかりという訳にもいきません。
本人の様子を見て、適度に習い事でいろいろな事を補う日々が続きそうです。



もはや発達障害とは関係ない話になっていますが、こういう自閉っ子もいるということで。
個人的に自閉スペクトラム症のお子さんにおすすめだと思う習い事はやっぱりスイミングです。
昔の療育クラスでもやってるお子さん結構多かったです。



仕事をしながらの習い事の送迎、本当に大変なので、早く1人で行けるようになって欲しいな。

最近のわが家

就学を前にして、やはり学校生活に多少の不安もあります。
今まで小学校でやっていけるように、息子に対していろいろ取り組んできました。
なので、あとはなるようになるかな。という気持ちです。
今まで学んだ少ない経験や知恵を最大限に使って生きていくしかない。
親は家庭でのサポートくらいしかできませんから。



体力作りは今後もスイミング。
学習面では、家庭での取り組み時間が格段に増えました。
就学前にしてやっと、家庭学習に本格的に取り組める発達段階になったのだと思います。
近所の学習教室の宿題もやらないといけませんし、進学塾でもらったテキストの内容のやり直しをさせたりとやらないといけないことがいっぱい。
進学塾にいる他のお子さんよりも息子はかなりできないもので…
親の私はまず机に座らせること。わからないところはわかるように教えることに四苦八苦。
私が息子の勉強を見られないときは主人にお願いしたりしつつ、毎日コツコツ学習を積み重ねています。



幼稚園から帰ってきた後だと疲れて集中できないことが多いので、朝30〜40分くらいプリントをさせています。
帰宅後もたとえ1枚でも私が食事の支度をしているときにやる。
なるべく毎日何かしらの勉強には取り組んでいます。
基礎が大事なので、国語と算数の基礎をしっかり身につけることを中心に、外部の力を借りつつ家庭学習に取り組んでいます。



これも中学受験を見据えてのこと。
当たり前のことですが勉強ができないと、理解できておらずテストで点が取れないと、志望校の選択範囲が狭くなります。
学力を身につけることは希望する学校、息子に合う学校に入るために必要なこと。



学力を身につけるさせることももちろん大切なのですが、生きていく上で必要な一般常識やいろいろな事を身につけること。何よりも息子の身体のコンディショニングや健康管理などの家庭でしかできないフォローもきちんとしてあげたい。
息子が好きなことや興味のあることを否定せず、一旦はさせてあげたい。いろいろな経験を積んで働ける大人になって欲しい。たくましく生きて欲しい。大雑把ですがそんなふうに考えでいます。



今はとりあえず勉強!勉強!といつのまにか教育ママになっている私です。
少し前の自閉っ子全開の頃とは違い、塾や学習教室でも与えられた課題をこなして、頑張る息子が6歳ながら頼もしく思える今日この頃。
自閉っ子ですが、ここまで普通っぽくなるんですね。
ほぼ治ったのかもしれません。

「実は発達障害だった」有名人

というような内容のネット記事を時々見かけます。



例えば勝間和代さん、ミュージシャンの深瀬慧さんはADHDとか、アナウンサーの小島慶子さんは軽度のADHD(注意欠如・多動性障害)
落語家の柳家花緑さんは学習障害。有名なところでは栗原類さんはADDと診断されています。
海外の有名人はカミングアウトしている人が多くて、パリス・ヒルトンブリトニー・スピアーズADHDトム・クルーズ、キーナ・ナイトレイ、スティーブン・スピルバーグはLD(失読症)ウィル・スミスはADHDとLD。
面倒なのでこれ以上は書きませんが、他にも沢山いてびっくりします。
こういう有名人が発達障害だと、発達障害の人は凄い才能があると勘違いしそうです。
あー、納得。という人と、え?この人のが?と思う人がいたりする。



勝間さんは診断される前からご自身で自分の特性を自覚されていて、社会に出て得意なこと、出来ることで稼いでいらっしゃいますよね。
勝間さんは苦手なことは誰かに頼んだり、機械に頼ったりして折り合いをつけながら、生活なさっていて、とても前向きなんだなと。
しかもお子さんが3人も!いる。
社会活動ができているなら、特性があって生きづらい所はあるけれども、大きな障害にはなっていないと感じるのは私だけでしょうか?



物をしょっちゅうなくすのであれば、勝間さんの様に無くしても大丈夫なように例えばiphoneを複数持ったりして、何らかの方法で自分が困らないように工夫する。
出来ない苦手な事は他人にお願いしたり、便利なツールに頼ったり、仕事自体を自分が苦手じゃないものに変えたりなど発想の転換だったり、得意なことで仕事をしていらっしゃるようです。



小島慶子さんは、ずっと生きにくさや違和感を感じておられたようですが、きちんとお仕事なさってお子さんもいらっしゃる。しかも仕事は花形職業。
むしろ一般的な定型の人よりも凄い人。
ご自身でずっと抱えていた何かが生きづらさにつながっていたのかもしれません。軽度の発達障害があることをわざわざ言わなくてもいいような気もするのですが…



有名な発達障害の人というのは、社会的に成功しているわけで。息子のような一般の発達障害のある人にとってはほとんど参考にならないと思う。
ただ言えることは、無意識に自分が得意なことと苦手だったり出来ないことを把握した上で、自分なりに解決策を考えて実行しているように思う。
折り合いをつけているというか。



発達障害があっても、仕事をして自立して欲しい。
発達障害がある一般の方ので自立して生活なさっている方も大勢おられる訳で。
私はおそらく定型発達ですが、子育てしつつパートしてるだけですよ。
稼ぎが少なくて主人には申し訳ないですよ。
たまに会う友達には、何で私がフルタイムで働かないのか不思議がられるけど、その家庭家庭で事情があって、今はこの形が家族3人にとってベストだからそうしているだけです。



発達障害だけど、今のところ頑張って幼稚園に通い、大きなトラブルも無く結局周りにはそうとはバレずにもうすぐ卒園する息子。
小学校に行くようになったらお勉強もしないといけないし、今までとは勝手が違うから大変になると思うけど、焦らす自分のペースで日々を過ごして欲しい。

発達障害の冊子

最近、息子が通う予定の小学校の説明会がありました。


説明会の感想は…

・わざわざ平日に休みを取って参加したけど、思っていたより話が濃い内容ではなかった。
そんな薄い内容なら、みんな大人だし字を読んで理解できるだろうから、必要事項を書いたプリントを配るだけでこの説明会しなくていいんじゃないの?と思った。質問タイムすら無かったし。
まぁ学校は決められたことだからしてるんだろうし、どこの小学校中学校も説明会はあるから仕方ないのかな。


・子ども連れて来るなって遠回しに言うなら、せめて開催を土曜日にしたらどう?意外と学校の言うことを無視してる人が多くて子連れの人そこそこいましたが。


・こういう用品を事前に用意してくださいってあるけど、小学生になっても意外と多いんだなーと思いましたよ。ため息出ます…
でも幼稚園よりはマシかな。


・PTAの説明会にドン引き。
もはや逃れられないし、組織自体がしっかりしているっぽかったのでしんどそうだなと思った。
やらないといけないからやりますが、いろんな意味で心が受け付けません。この組織自体が時代錯誤な気がするんですけど…
PTAの活動は、子どもたちの学校環境をよくするためにあるそうなのですが、何故親が必要以上のお手伝いをしないといけないのか、未だに理解出来ません。
外国人のママとかフルタイムの人は結構辛いだろうなと思う。昔は専業の人が多かったから回っていただろうけど、世の中の現状とPTAがマッチしていない。


・一番意味がわからなかったのは「欠席の連絡は連絡帳でしてください」かな。
他人に連絡帳の内容見られたくないですから、欠席連絡だけの連絡帳作りますよ。
電話やネットでの欠席連絡がダメなのは、単純に処理能力の問題もあるのかな。朝は先生も忙しいしね。口頭だけだと証拠も残らないし、先生的には昔ながらの紙ベースの方がいいんだろうな。
メールだめなのか…こんなに世の中スマホ使ってる人多いのに?


みんな心のどこかで少なからず何とかしろよ!と思っているような気がするんですけど…
散々文句を言っていますが小学校やPTAを敵に回すつもりはないです。
幼稚園は選んで入っていますので愛着もありますが、小学校は公立だからどこにでもある普通な感じだし、まったく親しみを感じないのが不思議。


……………


それと何枚か説明の用紙を戴いたうちの1つが発達障害関連の資料。
時間が無かったようで説明はプリント入っています。だけでした。
特別支援活動もきちんとしていますよ。発達障害はこういうものですという説明の冊子。
国からに言われたからとりあえず配りました。的な感じですかね。



冊子の内容が

特別支援教室は小学校全校に導入しているから、ちゃんとフォローしてます。
使っている人、年々増えています。
早期発見、早期支援が重要です。
継続した支援が重要です。幼児期からの支援の引き継ぎもきちんとしてます。
障害のある幼児、児童、生徒の自立を目指し、一人一人の能力を最大限に伸長して、社会参加・貢献できる人材の育成を基本理念として、特別支援教育に関する様々な施策を実施し、特別支援教育の更なる充実を図って行きます。
だそうです。
すごく耳障りの良い事ばかり書いてあるけど、実際はどうなんでしょうか。それなりに効果は上がってるんでしょうか?



小学校の先生方、大変ですね。
我が家は息子が特別支援を受けなくてもいいように、幼稚園時代は全力で療育を含めていろいろなことに取り組んできました。
熱意を持って取り組んでいらっしゃる先生方は沢山いらっしゃるのに、こんな事を言うの大変はばかられるのですが、昨日今日知り合った小学校の先生が信じるに値する人とは思えませんし、今のところ特別支援の必要を感じませんので、引き続き小学校でもクローズドで通します。


以前、療育クラスで一緒だった、パニックと癇癪が激しめの、恐らく息子と同じ診断名であろうお子さんは息子と同じ小学校になるはずだったのに見かけませんでした。
2歳から療育を受けていたお子さんなんですよ?
4年近く療育を受けていたのに、情緒面が通常学級では難しかったのだとしたら本当に悲しいです。何のために療育ってあるの??その子知的には低くは見えなかったけどな。
息子の通う小学校の場合、1学年100人以上いますので、1学年7〜8人くらいは発達障害の子がいるのでしょう。
まぁそのうちの1人が息子なんですけどね。



6年間で特別支援のお世話にならないこと、普通に学校で勉強が出来て遊べること、過ごせることを祈ります。

学業における地域、経済格差

わが家のエリアは昔からいろんな理由で教育熱心なエリアなのですが、自治体全体で見ればそうでもない。むしろ結構低いというのが現実です。



最近ママ友が「地元の公立小学校の先生やってる友達が、うちのエリアから隣町Aエリアの学校勤務になったんだけど、あまりの学力の低さに驚いた。
そもそも勉強の習慣が身についていない。
同じ自治体なのに親の子どもに対する意識や雰囲気のあまりの違いに驚いた」
と話していました。



Aエリアってわが家から徒歩でも疲れない位の距離しか離れてないんですよ。(あまり利用しないエリア)
多少の平均世帯収入の差もありますが、それ以上に住んでいる人の教育に対する意識、子どもに対する意識に違いがあるのだと感じます。
でも先生に親の意識が低いと言われたAエリアは小学校や中学校が荒れていないので、おそらく世の中的には普通なんだと思います。
わが家のエリアに限ってやけに教育熱心なのだと思う。
実際に中学受験させる親が半数以上だし、幼児期からの習い事や塾の教室がやけに多い。
発達遅れてる、定型児でも何にも習い事してこなかったとか、苦手な事が多い子は暮らしにくいエリアかなと思いますが、それをバネにして頑張れる性格的にガッツがある子は他のお子さんとの競争で大きく成長できるのかもしれません。



教育は貧困から脱する大きな武器になる。
そのためには、勉強が好きだったり得意な子でない限りは、低学年から親による適切な導きや勉強の習慣作りが必要だとつくづく思う。
親自身が勉強を熱心にしたこともなく、自分の仕事で手一杯。せめて宿題くらいちゃんとやりなさいというくらいでは、子どもに学習習慣をつけることは難しいと思う。
うちの親が実際そんな感じでしたからよくわかる。



机に向かって勉強する習慣がない→理解できてないから成績もよくない→できない、わからないから子どもは勉強が好きじゃない
という悪循環になるかもしれない。



本当は勉強の習慣がない→習慣をつけて勉強をする→成績が上がる→やる気になる


になっていくのが望ましいと思いますが、それも親の学業に対する意識や力量によるのかもしれない。しかも母親の意識。私、頭が痛いです。

 

金銭面で余裕があれば、塾や家庭教師、教材でフォローしたりすることで、勉強が理解出来て成績は上がっていく子は多くなると思うし、金銭面の格差は貧困による勉強への支障の1つだと思う。
さらに義務教育や国公立以外は学費も高いから学業だけできてもお金がなければ学校には通えないという現実。
私と主人共通の考えで奨学金は利用しません。社会に出る段階で何百万円もの借金を背負わせるなんてそんな事はとても出来ない。自分達が親からしてもらった事くらいは自分の子にしてあげようと思って、今から教育費も適度にかけつつ、将来の大学費用を工面するのに必死です。
世の中のお子さんの2人に1人は利用する奨学金ですが、あまりに多くの人が使っていて本当に驚きです。



学力や能力、最終学歴には、様々な個人ではどうしようもないもの(生まれ月、生まれ順、家庭環境、世帯年収など)も因果関係があると思う。
通っている学校の良し悪しと同じくらい、どういう親のもとに生まれてどう育てられたかが学力に影響する。
さらにゆとり教育などで週休二日になり、その時間を塾などに置き換えられる高所得者の家庭の子とそうでない子との格差が広がったとも言われている。
自分の子どもに勉強を教えるのって非効率的だったり、甘えが出て、たとえ教職についている人でも上手くいかなかったりしますので教育を外注してしまうのはわからなくもないなと思う。
実際、私の知る限り教職に就いていた人のお子さんのくもん率、異様に高いのはそれを物語ってますよ。



普通の子どもだって働ける大人に育てるのが大変なのに、自閉っ子のわが子はもっと大変ですよ。
成績だって低かったら、本人が勉強嫌いになるのは目に見えている。
それ以前に、当たり前の生活習慣や一般常識。生きていく為に必要な事は親が教えられることは教えないといけません。



前回の暴言ブログの記事を読んで、毒親だと思う人もいるとは思いますが、勝手に思ってればいいし、そんな文句があるならこのブログ読まなきゃいいのに。
幼児にブチ切れ毒舌本音トークして一番ヤバイと思ってるのは私自身なんですよ。
詭弁と言われそうですが、完璧な親なんてただの幻想だと思う。



今まで息子に時間と手間と決して少なくない費用をつぎ込んで、ようやく所謂定型のお子さんとかろうじて渡り合える状況まで持ってきたんです。
出来る範囲で親として今出来ることをしているだけです。
最近は私が鬼になってプリント教室の宿題をやらせ、塾の問題の出来なかったところをやり直してますよ。
今からやりすぎ?いいえ。勉強習慣を身に着けさせない、家庭でも勉強していなくて学年相応に理解していない、出来ない方が私にしてみればそれは親の怠慢だし、そっちの方がよっぽど可哀想です。
息子のお友達はくもんの宿題を毎日15枚こなしてるんですよ。
ぼーっとしてたら置いていかれる恐怖感を感じるのは、地域柄かもしれないです。
就学前から早くも親がめげそうになっているのですが、前向きな声掛けで子供を鼓舞する般若のようですよ。