自閉症スペクトラムと診断されて

2歳で境界知能ASDと診断された普通級に通う6年生男児を育てる母の子育て記録

模試の偏差値が30台 5年

この夏、せっかく頑張ってきたのに、、、

算数の個別も程々に入れ、自宅でもフォローしてきたのに。

夏の塾内カリキュラムテストも3回のうち2回は平均点を超えていたのに。

 

 

全国模試の偏差値30台。

普段は40台です。(低すぎ)

息子も私も落ち込み、息子は勉強時間が減っています。

本人は勉強のやる気はあると言っていますが、私にはとても真剣に取り組んでいるようには見えません。

 

 

私自身、ある程度集中して勉強に取り組めば点が取れるという人生を送ってきました。高校受験の学校の選択肢の少なさ、内申点の理不尽。抑圧的な公立中学。私はとっても嫌でした。そういう思いを息子にはさせたくなかったから中学受験させているのに。

 

 

ですが、いくら時間を割いても、一生懸命教えても息子は学力が低いまま。私も辛いですか、息子も辛いでしょう。

テキストを自分から読もうとしない。音読すらまともにできない。漢字すら自分で勉強できず、自発的に練習しない。こんな子に受験なんて間違っていたのだと思います。

 

 

そんな息子でも受け入れてくれる学校はあるのかもしれませんが、小さい頃から親子とも一生懸命頑張ってきて、今の結果なのかと思うとただただ悲しいです。

頭の悪い努力も出来ない子に、お金と時間と手間をかけてもどうにもならず、思うような結果が出ないのです。私の親は勉強を教えてくれたことはほぼ皆無。教育に無関心で、お金が無いから都立に行けと言われる。他の家庭に比べたら、勉強に対する理解が無く、成績にも興味無し。高校受験なんて仕方なく塾代を出してくれただけ。併願校もびっくりするくらい私に丸投げでした。私立の女子校に入りたかったのに。息子は選択肢がたくさんあって、早くから塾に入れて、個別で算数までみてもらい、親の私が全教科フォローしています。普段から物事考えてないんですよね。今の環境が当たり前過ぎて、恵まれていることがわからないんですよね。

 

 

公立中に行って、入れそうな高校に入って、専門学校でも行って、何かの技術で生きて行ったほうがいいのではないかとさえ思います。

中学受験やめたい。

でもやめられない。

やめてもやめなくても悲惨。

やってもやらなくても知識が定着しないなら、フォローしても意味がない。

おまけに学校のテストもボロボロ。

 

 

息子が残念なのは私の遺伝子のせいだけど、悪いけど、私の小学校の成績はもう少しなんてなかったわよ。

努力がてきる子が欲しかった。

もういろいろ無理です。

 

子どもの体験格差について思うこと

受験や就活で重要視されつつあるコミュ力などの「非認知能力」。子どもの頃の「体験」がその能力を伸ばす鍵とされています。しかし、民間団体の調査では、世帯年収300万円未満の家庭の子どもの3人に1人が学校外の体験をしてないことがわかりました。

 

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「最近では、親の所得や学歴が子どもの教育の質に影響を及ぼす“教育格差”の認知度が上がっていますが、親が子どもに割く『時間』に格差が生じている事実は、あまり知られていません。体験格差は、親が子どものさまざまな体験のために割ける時間の格差ともいえます」

 そう話すのは、東京財団政策研究所研究主幹で、慶應義塾大学総合政策学部教授の中室牧子氏。

 中室氏によると、子どもを持つ親が自分の時間の使い方を家計簿のようにして記録した「生活時間調査」を分析すると、子どもたちの体験格差が生じている背景には、親の学歴や所得が深く関わっていることがわかるという。

「生活時間調査は、睡眠時間や家事時間など、対象者が生活行動にかけた時間を可視化したもの。体験に関するものは、母親が子どもの『勉強』に投資する時間(本の読み聞かせや宿題の手伝いなど)と、『体験』に投資する時間(お絵かきや屋外での運動など)の2つに分けて、かけた時間を計測しています。多くの国で調査が行われており、それらの結果によると、所得や学歴が高い親は『勉強』と『体験』に、多くの時間を割いていることがわかりました」

 また、厚労省の「21世紀出生児縦断調査」では、親が子どもをキャンプや釣り、動物園などの体験活動に参加させた回数を集計し、父親、母親の学歴ごとにその割合を比較した。その結果から、高卒、短大・専門卒、大学・大学院卒のうち、親の学歴が「大学・大学院卒」の場合が、子どもに体験の機会を与えている回数が多いことがわかっているという。

「このように、親の学歴や所得の差は、子どもの勉強だけでなく、体験の格差にもつながっているのです」

 

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というのが専門家の意見。

 

私(40代氷河期世代)の頃よりも、相対的貧困が増えているということなのでしょう。

 

同学年である私と主人の小学生の頃で比べてみると、差がえげつないです。

 

主人(関西某県)親は自営業で両親共に大卒。

幼稚園は私立大学附属。

親に強制的にバイオリンを習わされ8年やっていた。

小学生の頃、台湾とオーストラリア、サイパンに家族旅行。

幼児から低学年まで喘息克服のためにスイミング。1年生から公文、中学受験を親からすすめられ、4年から受験塾。私立中学進学。

 

 

私(都内郊外在住会社員家庭で、両親は非大卒)

幼稚園(年長のみ)から高校までずっと公立。

家族旅行は小学生の6年間で伊豆旅行2泊3日の1回のみ。毎年お盆に中部地方某県の両親の田舎に強制的に帰省。

習い事は短期間のものが多いですが、いろいろさせてもらって、スイミング、英会話、エレクトーン、習字(1つの習い事は5000円程)

家族での近場のお出かけ、外食ほぼありませんでした。(父が出かけるのが嫌いだから)

 

 

私の時代でもこの位の差がありましたが、今はもっと強烈な格差と貧困なのでしょうか?まったく実感できません。

 

 

ちなみに2012年生まれの息子は

国内旅行約40都道府県(世界遺産も多数)

海外は香港、シンガポール、マレーシア、インドネシア。(年長時なので覚えていないらしい)

習い事は現在、受験塾と陸上。

もっと小さい頃は短期間ですが幼児教室、学研やサッカー、スイミング、体操もしていました。

都内の動物園や人気な博物館は一通り連れて行きました。

ちなみにディズニーは7回。

ユニバは4回。

 

 

百聞は一見にしかずといいますから、お金と時間と手間をかけて、いろいろな体験、経験をさせてきたつもりです。主人も、俺あいつ(息子)が羨ましいよ。いろいろ経験できて。とぼやいていました。

わが家は特別ではないと思います。

周囲の息子の同級生もそんな感じの家が多いです。

 

 

そんな息子が4年生の時

『俺はいっつもパパとママに振り回されてる。本当は旅行(北海道)には行きたくなかった。』だそうです。ガックリです。

そんなだから、行ったことのある場所も記憶に残らない。今与えられてる環境が当たり前過ぎて感謝の気持ちも持てないのでしょう。

 

 

で、思ったんですけど、息子みたいに様々な経験、体験を可能な限り与えても、学べないし、活かせない子というのもいるんだなーと。砂漠に水撒いてるみたいなものですかね。はっきり言って意味が無い。楽しかったね!終わりみたいな。親としては努力が報われないので悲しい気持ちでいっぱいです。

 

 

体験って必須じゃないし、ある種の贅沢品なのだと思います。学校の遠足、社会科見学、移動教室などだけじゃダメなの?と思っちゃうんですよ。普段はお金のかからない公園や図書館などで過ごすとかね。

 

 

子どもの経験、体験の格差って、親が貧困でも子どものことをきちんと考えてる場合はまだ良い方。親が自分のことしか考えていなくて、情報にアクセスしようともしないし、できない。子ども自身や子どもの教育に関心が無いっていうことが問題らしい。

 

 

C国のそこそこ有能な留学生が大量に流入している現在、はっきりいって脅威でしかありません。以前からカナダではカナダ人の仕事が奪われていて問題になっています。

息子が社会に出る頃には、日本の高収入な仕事はC国人ばっかりとかになる未来。考えただけでも恐ろしい。

某S塾のアルファがC国人だらけなのは、中学受験塾に通わせている親なら聞いたことある人もいると思います。

体験格差というよりも、それを含めた全体的な子どもの底上げサポートと政治対策が必要だと思う。

 

塾5年夏の3回目のテスト結果

お盆休み明けに受けた塾のテスト。

平均点を超えていたのは、算数と社会。

国語は平均点より1点足りず。

理科は平均を大幅に下回りました。

算数と社会で稼いだおかげで4教科では平均点超えていました。

合計で平均点は超えたものの、本人的には悔しかったようです。

 

 

国語は塾に入ってずっと平均点を大幅に下回るひどさだったので、2回連続で平均あたりというのは、息子にとってだいぶ自信になったと思います。自宅で勉強してもできない国語にずっと悩まされてきたので、ちょっと光が見えた気がします。

これもひとえに、音読効果なんだと思います。

 

 

今回、自宅で一番時間を割いて取り組んだのは息子も私も苦手な理科です。なのに、なのに、一番点数が悪かったです。あんまり興味が持てないんでしょうねー。やってもさほど点に結びつかない、、、

悲しいけど、何もやらなかったらもっとひどかったと思うから、理科に関しては、そこまで時間をかけても仕方ない部分が見えてきましたので、ある程度割り切って効率的に勉強しないといけないかなと思いました。

 

 

座席が1番前から3列目になったようで、ちょっと悔しそうでした。今までは4列目が定位置だったので、この夏前から夏期講習でだいぶ力がついたのかなと思います。(1番人数の多いN塾は成績順に前から座ることになってます。)

1日も休まずに通った息子。えらかったなと思います。

 

 

9月は私も息子と文化祭に行ったり、説明会に行ったり、かなり忙しくなりそうです。塾からも5年生のうちにいろんな学校を見ておいてくださいと言われていますし。正直休みが潰れて疲れるし、面倒だなと思わなくないのですが、ある程度絞って効率的に回りたいと思います。

 

 

中学受験生の特に辛い5年秋がもうすぐはじまります。重い単元ばかりですが、息子をサポートしようと思います。

 

塾のテストの結果(夏期講習2回目テスト)

息子は今年の2月からS塾からN塾に転塾しました。で、もちろん下位クラスです(涙)

5年生ともなると、夏期講習はほぼ毎日塾に行っています。塾に行ってただ授業を聞いているだけで、身についていないんじゃないか疑惑がありますか、親としてはどうすることもできません。文句も言わずに頑張って行ってくれてるだけでマシ。

 

 

夏季講習中、算数だけは毎回小テストが3問あって、できるまで帰れないのですが、非常にありがたいです。そこまできめ細かくしてもらっていて、先生には頭が上がりません。算数に関しては落ちこぼれないように見てもらっている感じです。そこがSとは違うところかなと思います。N塾は算数が落ちこぼれにくいと聞いたことがありますが、それがよくわかります。

 

 

昨日あった塾の範囲のあるテスト。

4教科すべて平均点超えてました(涙)

今までこんなことは起こったことがありません。特に国語と理科は全然平均点が取れなくて、ずっと苦しんでいました。

今も苦しんでますけど。

少しだけ光が見えた気がします。

テストの点がある程度取れていると、解き直しも楽です。現金なもので憂うつな気持ちも吹き飛びます。

 

 

息子は今回のテストの成績が良かったので、がぜんやる気が出たようです。お盆休みも塾があれば行きたかったのに。今までは疲れてるから帰って休みたいと思ってたけど、自習室で勉強しようかな。と言い出してびっくりしました。ちなみに上位クラスの子は自習して帰る子が多いようです。(当たり前か)

 

 

今年の夏の目標は、理科と社会、国語の強化。

6年で理社で苦しまないように、この夏なんとか立て直したい。

気を引き締めて、次回のテストに向けて息子と地道に取り組む夏にしたいと思います。

息子と勉強するのが苦痛でたまらない夏

もう8月になってしまいました。

 

 

先日受けた塾内テストがまったくふるいません。

平均点を超えたのが社会だけ。

立ち位置下位です。

今まで算数中心に自宅学習してきましたが、この夏休みは家でやる算数の時間を減らし、それ以外の教科の学習時間にあてています。なのでいつも平均点は超えてるはずの算数までも目も当てられない点数です。

図形や割合が苦手なようで、四苦八苦しています。

 

 

境界知能の子に中学受験をさせると、やっぱりこうなるんですね。

今までコツコツ頑張ってきましたが、国語力が無い、理解力、暗記力が無い、集中力が無いと、中学受験はやはり厳しいです。

やめたくてもやめられない。

公立中学に入ったら、もっと悲惨な状況になるのが目に見えていますので、歯をくいしばって親子で勉強を頑張っている状況です。

 

 

5年生になってほぼ毎日塾通いで、疲れ切って帰ってきます。塾行ってるだけ、授業受けっぱなしじゃ学力上がりませんからねー。1人で宿題や自習がほぼできないので、一緒に取り組んでる。そもそも何をやればいいのかがわかっていない有様。

もう私は、キレたり叱るのも疲れてきたので、だいぶ減った気がします。

本当に疲れました。

本人は俺の方が疲れてるよ!だって。

夏バテしないように、日々過ごしたいですね。

中学受験するの?

昨日息子に「中学受験するの?」と聞かれました。

 

 

私は「するよ」と答えましたが、

「受験して入った学校に通ってみて、嫌なら公立の中学に通ってもいいよ。」

「公立中学に行く子は、高校受験をしないといけないし、公立中学で頑張るのは本当に大変だよ。結局どこかで頑張らないといけないから、それが今か中学の時かの違いだよ。

学校の選択肢が中学受験の方が多いし、息子が気に入ってるいくつかの学校は高校からは入れないからね。小学校の勉強は基礎になるからとても大事。一緒にコツコツ頑張ろう!」と伝えました。

 

 

この内容を果たしてどの程度理解できているのでしょうか??息子の理解力の無さに、日々落胆しているので。

 

 

わが家だって、息子のいろいろな面での能力値が高ければ、中学受験なんてしなかっただろうと思いますよ。

公立の学校の成績はただ点数だけではなくて、授業態度、積極性、提出物など総合的に判断されてしまうんですよね。

息子を見ていると、2と3ばかりの成績表が並ぶのが容易に想像できるので、私立中学高校は補講があったりしますし、穏やかな感じの友達に囲まれて手厚く見てもらうのが良いのではないかと思うんです。

 

 

お金や手間もかかるし親は大変ですよ(涙)

中学受験は誰でもできるわけじゃないんです。

それは本人も理解しているようですが、今の環境が当たり前だと思っている節があります。周囲も結構な数、塾通いしていますからね。

今時の小学生は大変だけど、塾や公文に通うこともなく、中学受験という選択肢が無かった私から見たら本当に羨ましい限りです。

 

夏休みはじまる

今日、成績表を持って帰ってきました。

成績はいつものことながら散々です。

よくできるが1つもありませんでした。

もうすこしが3つ。(国語、社会、理科1つづつ)今までで一番ひどいです。

 

 

まぁ仕方ないですね。

塾に行かせている意味がまったく見出せません。愚の骨頂。お金をドブに捨ててるのと同じです。

算数に至っては個別にまで通わせているのに(涙)まぁ、私が教えるのしんどいからなんですけど。

嫌がらずに塾通いしているだけで、息子は偉い!すごい!頑張ってると思わないといけませんね。親が強制的に塾に入れてるんですから。

いつか努力が報われる日が来ると思いたいです。息子が立派に成人したらそう思えるのかな。

 

 

学校の先生からは、夏休みの宿題(国語と算数の教材)は1日で終わらせないように言われたそうです。

塾の夏期講習が大変で、学校の宿題に時間がかけている場合じゃないことは、息子も理解しているようで、私が特に言わなくても、1日で終わらせると以前から宣言していました。

で、今日頑張って1日で終わらせました。

私が仕事から帰ってきたら3分の2くらい終わっていたので、丸つけして間違いを直して、付き添う私の方が疲れましたよ。

 

 

ちなみに偶然同じ塾に通うクラスメイトも、夏休みの学校の宿題は1日でさっさと終わらせなさい!と親から言われているそうで、どこの親も考えることは同じですね。

他にも日記や読書、自由研究もあるのですが、隙間時間にどうにかなりそうです。

 

 

今年の夏はあまり怒らずに過ごしたいものです。帰省したり日帰り旅行の予定もあるので、息子にとって充実した夏休みになるのかな。夏期講習の日数が多くて大変だと思いますが、時には息抜きしながら、日々サポートしていきたいと思います。