自閉症スペクトラムと診断されて

2歳で境界知能ASDと診断された普通級に通う6年生男児を育てる母の子育て記録

3年生3月組み分けテスト

最近行われた塾の組み分けテスト。

前回の組み分けよりも8点下がっていて、結構がっかり。

平均点が前回よりも低かったこともあり、クラスが上がりました。

(それでも大規模校舎の下位クラス)

正直、クラスアップを期待していなかったので驚いています。

息子は控えめに喜んでいましたが。

 

 

答案は全部埋まっていたので、本人なりに努力した形跡は見られます。

当てずっぽうで答えたと思われる正答率13%の問題は正解で、正答率83%の単純な計算問題は落としてました。正直意味がわかりません。

学力の低さ、基礎学力の無さと幼さゆえのエラー?バグ?

せめて正答率70%以上の単純な計算問題は○をもらえるようになって欲しいわ。

とりあえず本人なりに頑張ったことを褒めてあげないといけませんね。

 

 

毎回の事なのですが、あまりの点数のひどさに目眩がします。

これは本当に本人が頑張っているのだろうか?

落ち着いて取り組めているのだろうか?

ちゃんと考えて解いてる?

やっつけな答案にしか思えないんだけど?

ここまで出来ないのは精神的、発達的な幼さからくるものだろうか?

それともIQが低いから、いくら勉強してもできないんだろうか?考える力が年齢相応に無いんだろな。

 

 

こんな事は言いたくないのですが、努力や継続することで遺伝的なハンデを克服するのは、小学校6年生の時点では無理なのではないか?と結構諦めモードなんです。

遺伝的、環境的、資質的に恵まれている子と限られた枠を取り合うのは正直きついです。

いいえ、同じ土俵に立ててもいないので、ライバルにすらなっていません。

もはや無理ゲーです。

そういうお子さんとは、志望校が違うだろうし。

上位にいる子はナイキのスニーカー履いて颯爽と走ってるけど、息子はビーサン履いてよたよたしながらかなりのハンデを伴って競走しているといった感じでしょうか。

 

 

このまま塾を続けるのは親の私がしんどいです。

あまりのテストの出来の悪さに、息子に対してこんな点数取って、本当にあんた頑張ってるの?って無意識に心の中で思ってしまう心の狭い自分がいて、もはや息子を励ます気力すらありません。

 

 

息子の幼児期には自閉症スペクトラム特有の情緒面に振り回され、発達も遅れていて療育で訓練を受ける日々。

やっと小学生になって普通級で授業が受けられるくらいの、なんとか平均くらいに発達したと思っていたのに、、、

今の息子は、親や塾、学習教室でのフォローありきの、普通レベルの勉強ができている状態だったのだと改めて考えさせられました。

 

 

息子が勉強に対してやる気になってくれることを期待しつつ、私は息子の勉強のサポートをしていきたいと思います。