自閉症スペクトラムと診断されて

2歳で境界知能ASDと診断された普通級に通う6年生男児を育てる母の子育て記録

学校公開がありました

先日、学校公開と保護者会がありまして、息子の様子を見学してきました。

 

 

学校からの指示で見学は親1人だけ。

本当は主人に行ってもらいたかったのですが、息子に「絶対ママが来て!」と言われてしまい、仕方なく私が行くことに。

 

 

国語の授業だったのですが、各自音読して、場面を区切り、記述をさせるという、意外と高度なことをしていました。

後ろの方から教室を見学していたので、後ろの席の子がどういう感じで書いてるのか見えるんですね。

 

 

さらさらっと書いている子もいれば、書きはじめるのに時間がかかっている子もいました。

やりたくないのか、わからないのか、ただ時間が終わるのをぼーっと待っていると思われる子もいました。

おとなしくみんな授業を聞いてはいたのですが、低学年の頃のようにみんなが手を挙げる感じではなかったです。

4年生ですでにかなりの学力差があるように感じました。

 

 

息子はというと、ごくたまに手を挙げ、記述は一応書いていたので、内容が合っているからはわかりませんが、とりあえずきちんと取り組んではいるようでした。

 

 

ふと思ったんですけど、こんな感じで授業が進んでしまうと、わからなくても授業が進んでしまうんじゃないかと。

予備校の集団授業を見ているようでしたね。

 

 

その後の保護者会で、担任の先生も

「このクラスは児童数も多いし、全員に質問して当たるわけではないので、授業に参加していなくても(聞いていなくても)授業が成立してしまうんです。

みんなも授業という舞台の参加者なんだよ。みんなが参加して授業が成立しているんだよ。という話をしています。」

とおっしゃっていました。

 

 

この学年の子は親よりも友達になってきたり、言葉が乱暴になったり、いわゆるギャングエイジと言われていますが、手を離しても目を離さないようにというお話をされていました。

どうしても親は叱ることが多いと思いますが、ほめてあげてください。小学生の頃に極端に自己肯定感が下がると、後から上げようと思ってもなかなか上がらなくなる。

宿題を忘れたり、忘れ物をしたことは仕方ないので、怒ったりはしませんが、じゃあどうすればいいのか、子ども達に考えさせるように指導しています。とのことでした。

 

 

優しい先生でよかったね。

結構ほめてくれる先生ですし。

息子なりに学校で頑張ってるみたいなので、よかったです。

次は保護者面談がありますので、短時間ですが、息子の学校での様子を聞いてきたいと思います。