早稲田メンタルクリニックの先生のYouTubeの動画の話がとても興味深かったので思わず何度も見てしまいました。
一部抜粋
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高学歴の神経発達グレーの人は結構予備校や塾に通っていることが多くて、学力以外の力、非認知能力、コミュニケーション能力、マネージメント能力が育っていない。
小説を読むとか映画を観るとか、こういう登場人物がいるなど物語のバリエーションが少なくて、見たことがない人、経験が少ない人が多い。
だから実際に仕事をしてみると難しかったりする。
もともと発達障害傾向があったとしても、非認知能力を伸ばすことで、発達障害特性が目立たないということもある。
そもそも不器用(特に手先)端的に言っちゃえば運動神経が悪い。
感覚過敏だったり人より疲れやすい傾向がある。
興味の偏りが大きい。
結構きつい。
親たちも無理解。
親はうまくできてないと子どもを叱るだけ。
努力が足りないんだと怒る親が沢山いる。
ただ親たちの気持ちもわからなくもなくて、教育費をかけてあげたり、涙ぐましい努力があったりする。
ある意味発達障害の子は育てにくい子、悪い言い方をすれば出来の悪い子。
だからこそ、学はつけてあげようと思って、より教育費にお金を出していったという経緯もある。
そういうこともあって親たちは子どもの生きにくさが受け入れ難かったりする。
本人たちは「死にたい」とか「何度も不適応になっている自分には価値がない」とか「社会で生きていけないんだ」とか思い悩んでいることが多い。
家でも理解されない、友達からも理解されない、同世代の人たちもピリピリしている。
苦しいというか悲しいというか困っているというか。困っているのはあなただけではないし、よくある問題。社会的な問題。
だからぼくらはこれを知るように啓発していく必要があるし、新しい時代の新しい価値観をできるだけ身につけて、患者さんたちに提供していくことをしていかないといけない。
抜粋終わり。
発達障害の子どもを持つ親として、出来の悪い子にせめて学力くらいはと思う気持ちはよくわかります。
教育費かけるくらいで済んでるならまだいいですよ。
私なんて、ここ数ヶ月家事は最低限にして自分の自由な時間のほとんどを中学受験算数の勉強時間に充ててるんですよ。
息子の勉強をつきっきりで見てるんですよ。
悲しいことに私だけ算数がどんどんできるようになってるし。
能力の低い、物覚えの悪い、やる気のない子に寄り添ってサポートしていると、イライラして気が狂いそうになります。
というか、もう既に気が狂っておかしくなっています。
同じことを何度も教えないと身につかない子なら、中学受験なんてやめた方がいいのかもしれないとさえ思いますよ。
息子が勉強できないのは何でなんだろう?
結局は遺伝子。
全ては遺伝子。
もう全てが嫌になる。
この努力が報われる時が来るのだろうか?
そもそも学力以外の力ってどうやって身につければいいんですかね?
私は映画も読書も好きだけど、息子は全然興味無いみたいだしなぁ。
もう何も考えたくありません。