自閉症スペクトラムと診断されて

2歳で境界知能ASDと診断された普通級に通う6年生男児を育てる母の子育て記録

自閉っ子の友達のその後

かなーり前に、療育クラスが一緒で大声出したり、よくわからないところで大泣きしていた子が、私から見てものすごく怖かったという記事を書いたことがあったのですが、、、

 

 

息子と偶然小学校が2年間も同じクラスになって、その子と遊ぶこともあったようで、いろいろその子の話を聞いてみると、、、

 

 

あいつは学校では時々泣いてしまうこともあるけど、○○君とかとよく遊んでるし、普通に過ごしているよ。とのこと。

(息子も時々泣いてたけどね)

 

 

私が通学時間帯に旗持ち当番で立っていた時に、眠いのか恥ずかしいのかみんな挨拶してくれなかったり、会釈程度だったり、毎回結構素っ気ないんですね。

その子と数名の高学年男子だけでしたよ。元気に向こうから挨拶してくれたの。

30分も立っていたのに。

 

 

私が用事で学校に行ったときも、知っている人だからか、向こうから「こんにちは」と挨拶してくれる。知り合いになったからいろいろ話してくれたり。

それはもう、目を見張る成長ぶりです。

あの時恐怖を感じた子とは同じ子とは思えないですよ、ほんと。

主治医の判断でお薬は飲んでいるとお母さんはおっしゃっていましたが。お薬で本人が辛くなく過ごせるのなら必要なものだと思います。

 

 

知的な面はかなり高い、シャイで心優しい穏やかで真面目な子なので、普通学級で折り合いをつけながらやって行くのがそのお子さんにとって最善なのでしょう。

 

 

3年生になってそのお友達とはクラスは離れてしまいましたし、以前のクラスでも息子はそこまで仲良しでもなかったみたいなのですが、気心知れた友達といったところでしょうか。

とってもいい子だし、お母さんもかなり熱心に丁寧にお子さんと関わっていらっしゃるのを知っていますから、きっと素敵な人に成長するんじゃないかな。と思っています。

 

 

どんな風に育つのか子どもの成長は未知数。

どの子も得意なこと苦手なことがあるし、性格も考え方も違う。

学年が上がると人間関係も複雑になったり、学校の勉強が大変になったりするけど、発達障害ある無しに関わらず、学校でいろんな経験をしていろんな人と関わって成長して行って欲しいなと思いますね。