自閉症スペクトラムと診断されて

2歳で境界知能ASDと診断された普通級に通う6年生男児を育てる母の子育て記録

境界知能に中学受験は無理でした

まだ塾を辞めると言っていませんが、中学受験を辞めることになりそうです。

息子は辞めたくないと言いますが、勉強しませんし、やっている内容が本人にとって難しすぎるのだと思います。

 

息子の成績が振るわず、親の気力も尽き、本人も自分で勉強せず。

主人にはいろいろ私の教育方針や教え方について不満をぶつけられ、目が覚めました。息子のことをしょっちゅう怒っていましたし。

 

私の希望を息子にも主人にも押し付けていただけだったようです。二人には申し訳ないことをしました。

小学校の成績も悪いのに、中学受験なんてそもそも無理だったんです。こんなことになるなら、勉強勉強と無理をさせなければよかったです。

 

公立中学の環境が、個人的に好きではなかったので、何としても環境の良い私立に行かせようと思いましたが、8割以上の子どもが公立中学に通っていますから、わが家の息子もそれでいいんだと思います。

 

私なりに計画を立てて、コツコツ教えて息子と取り組んできましたが、もう心が折れ、サポートは無理です。勉強は頑張ればある程度出来ると思っていましたが、それも人によるようです。

 

境界知能の息子の勉強面は期待せずに、本人が学校に通えればそれでいいという気持ちで、息子と向き合いたいと思います。

 

小学校卒業まであと1年。息子の中学進学が嬉しいとは思えなくなっています。高校受験の事は、本人に任せたいと思います。もう諍い(いさかい)は嫌なので、今後は主人の意向を汲み取って、塾なり進学先は決めたいと思います。

 

今まで通ってきた学研や中学受験塾、個別指導。息子にとっては学研以外は無駄だったと思いますが、それも仕方ありません。今振り返れば、4年性の時に塾辞めたいと泣いて言った時に、受験を辞めさせればよかったと後悔しています。

 

こんな事でと思うかもしれませんが、もう死にたいと思ってしまいます。受験をやめたら、これからの日々は楽で楽しいものになるかもしれません。来年度は心穏やかに過ごせるといいな。