自閉症スペクトラムと診断されて

2歳で境界知能ASDと診断された普通級に通う6年生男児を育てる母の子育て記録

3年生1学期の通知表

チラ見しかしていなかった息子の通知表をしっかり目を通してみました↓

 

よくできる3

できる16

もうすこし2

 

よくできるはすべて算数

もうすこしは国語と理科

 

 

とりあえず息子には頑張ったことを褒めました。真面目に取り組んでこの成績なら本人を責めることはできません。

超優等生だった主人にしてみたら、このできるばっかりの通知表はありえないらしく、毎回の事ですが嘆いておりました。

ちなみに昔と違い、今は本当によく理解して出来ている子にしか『よくできる』をつけないそうです。

 

 

国語は『人との関わりの中で伝え合う力を高め、自分の思いや考えをまとめている』

理科は『自然の事物現象について観察実験などを行い、差異や共通点を基に考え、問題を見出している』

の項目がもう少しだったのですが、自分で考えて意見を伝えたり、文章にまとめるのが苦手なんだと思います。

そういうのも慣れだと思うので、嫌がらず苦手と思わずに取り組んでもらいたいですね。

 

 

そもそも息子は、他の子以上に物事をあんまり深く考えて生きていないと思われますので、これについてどう思う?とかどうしたい?と聞いても、適当な答えしか返ってこないことが多いです。年齢が上がれば、嫌でも考えて答えを出さないといけないことの連続ですからね。もう少し無い知恵絞って考えろ!と思ってしまいます。

 

 

よくできるが算数だけってちょっと切ない。

塾と学習教室でこれだけ勉強していたら、そりゃ出来ていて当然でしょうし、ソロバンや公文をやってて算数がよくできる子なんて、まわりにうじゃうじゃいますから、息子が特別すごいって訳ではないんですよね。

 

 

算数って学校でやる内容とか、ある程度のところまではパターン暗記で乗り切れますから、息子にとっては取り組みやすい科目なのだと思います。

俺算数得意!と思い込んでいますので、思考力系の問題もノリで解けていることもあります。(私がびっくり!)

単純な計算問題だったら、解いたことがあるパターンの問題ならさらっと解けてしまう。

1、2年生の算数は特に抜けの無いように取り組んできましたから、算数が得意というよりは、教科書レベルの算数なら学習教室で予習しており、学校の勉強は復習。さらに塾の算数は基礎問題ですら、学校で学ぶ問題よりも難しいですし、思考力系の難しい問題も学んでいますから、学校の算数は出来て当たり前です。

勉強している子と勉強していない子で大きく差がつくのはおそらく分数が終わったあたりかなと思います。

 

 

息子は3歳の段階で相当発達が遅れていましたが、本人の頑張りとお世話になった、なっている先生方、わが家の課金フォローが功を奏して?特別良くもなく激しく悪くもないパッとしない成績でした。世間一般では息子くらいが普通なのかもしれません。

国公立中学はたぶん受けないので、学校の成績は酷過ぎなければいいと思ってるんですよ。

 

 

息子は以前学園祭に行った時に鉄道ブースが特に楽しかったらしい、某伝統校Kに行きたい!と言うようになりました。

(勝手に目指せよ、、、)

その学校は親から見ても非常に魅力的。でもねー学力明らかに足りないし、雲の上過ぎるの。息子の能力がわかってるから親はまったくおすすめしていないし、他にも通いやすい場所にある5校を見学したのになぜその学校?

思わず○川(共学)受かったら、そこ受けてもいいよ。と言ってしまいましたが、そこも息子の学力と発達の感じだと厳しそう。

現実的にはボリュームゾーンの中堅男子校のどこかに着地すると思っていますが、息子の学力が残念過ぎて親の私の心がテストの度に折れてますね。中学受験は嫁としてのタスクですから何としてもやり遂げなければ。

 

 

この位の成績普通な子も中学受験するよ。(たぶん)ということで。

2学期はせめて『もうすこし』が無くなるといいなぁ。

成績よりも、学校では楽しく過ごしてもらいたいですね。