息子は基本的に読書が嫌い。
ただ字を追っているだけで、読解力があまりにも無い。
そもそも普段から本を読まない。
音読させてもつっかえる。
というのが息子の国語力。
受験するしないに関係無く、読解力が無いのはまずいし、そもそも読書はしないとダメでしょ。と思い、いろいろ調べて中学受験軍師の先生がすすめていた、ハリーポッターを読むことにしました。
ハリポタ一緒に読まないか?と息子を誘ったところ、クラスの友達も読んでいるらしく、ハリポタなら読んでもよいとのこと。(4年の時は拒否された)
子ども用の文庫本を買い、息子は文庫本を読んで、私用には全ページをA4拡大コピーしたものをバインダーに閉じて読んでいます。(老眼なので、、、)
本が好きではない息子でもハリポタなら、内容も楽しいからか、嫌がらずに音読してくれることが多いです。長くても20分くらいかな。
ただ本だけ息子に渡して、はい読んでね。だとおそらく内容が理解できないため、息子と私で1ページずつ交互に音読しています。1週間くらい前からやりはじめたのですが、今261ページ中、やっと半分ちょっとまで進みました。なかなかホグワーツまで辿り着けないのがもどかしい。
音読も上達している気がします。
私ははるか昔に読んだことがあって、久しぶりに読むと、ストーリーが面白いので、どんどん読み進めたくなる。私の方が積極的。私だけ先に読み進めてもつまらなくなりそうなので、あえて一人では読まないようにしています。
○○はどういう意味?とか息子は積極的に質問してくれるし、一緒に音読なんて今しかできないのかなと思うと、一緒に同じことをして過ごす最後の子育て時間なのかもしれません。
まずは本を読むということは楽しいものだと思ってもらいたいな。私自身読書好きなので。自分の子どもがそこまで親が誘導しないと読書できなんてかなり悲しいのですが、苦肉の策。本好きになってもらいたくて昔はさんざん読み聞かせしたんだけどなぁ。(遠い目)
私が大ファンの中学受験軍師の先生いわく
本にハマるのにも才能がいる。
偏差値を伸ばすために(ハリポタなどを)読ませているわけではない。読んだら偏差値が上がりますよ。と言っているだけ。
過去にはS塾偏38から52になったりとか、48から55.56になったりとかよくありますけど。N塾なら偏55から65くらいとか。
(読書をすると)文章に慣れることができるから、テストの時間が足りやすくなるというのが大きい。
親御さんは子どもの読書は素養になってるから、そこで満足していただく。点数伸びたからハリポタを読ませた意味があった。ハリポタ読んだら成績上がると言われたから読ませた。みたいな実利的なアプローチでいくと、子どものメンタルが病むので、先が無いからやめた方がいいと思う。
本当に伸ばしたいなら、成績が上がるとかは気にしない方がいい。成績や偏差値を気にすると子どもが力みはじめるから、成績や偏差値が悪かったときに子どもがマイナス思考になったり、テストに対してマイナスイメージがつく、怖くなってしまう。
読書していたら成績偏差値はいつか上がる。受験には間に合うかもしれないし、間に合わないかもしれない。親は力を抜いて長い目で見たほうがいい。
とのこと。(軍師のYouTubeより抜粋)
ちゃんと本読むとか、文章を読むということに目覚めるきっかけになればいいなと思う。
日本人の3分の1は日本語が読めないという話を本で読みましたが、私の体感でもそれは本当だと思っています。息子を日本語が読めない子にしてはいけないな。出来る努力はしようと思ってしまうんですよ。息子にとってはただの迷惑なのかもしれませんけどね。
練馬のとしまえん跡地のハリポタ施設、ちょっと行ってみたい気もするけど、どうなのかな?
この夏、ハリポタを2冊くらい読み終えたらいいなと思っています。まだまだ先は長いです。